ポケモンカード 旧裏面 なったわけピカチュウ

● のピカチュウ
今回ご紹介させていただきますカードは、別名 「なったわけピカチュウ」「お誕生日ピカチュウ」と呼ばれているカードです。
発売当時はパックではなく、ポケモンカードになったわけの付録として封入されておりました。イラストも姫野かげまる先生が手がけており、とてもかわいいです。私自身もお気に入りのカードの内の一枚です。
私は当時、自分の名前を記入して友人との対戦でこのピカチュウを使用しておりました。イラストの可愛さや自分だけのピカチュウを使用して戦っているトレーナー感が味わえた為、私の周りでも使用しているプレイヤーは多かったです。しかしながら、このことが仇となり、今では美品のカードが中々市場に出てきません。また、海外のコレクターの方にも非常に人気の高いカードである為、美品となると近年では一万円以上してしまうカードになってしまいました。
今後も日本国内においてこちらのカードは、『ピカチュウコレクター』『旧裏面コレクター』『海外勢』の三つ巴の争奪戦が繰り広げられること間違いないですね。

ポケモンカード 勝利のオーブ 大会入賞カード 2003

●ポケモンカード 勝利のオーブ
こちらのカードは、2003年に開催されたポケモンカードの公式大会にて上位入賞者にのみ配布されたプロモーションカードの内の一つです。
イラストにはポケモンは一切描かれておらず、ポケモンカードのエネルギーマークがイラストの中に散りばめられており中央に V のエネルギー?マークが配置されている構図です。限られたプレイヤーのみが扱えるテキストとこのカードのみのVマークエネルギーに惹かれたトレーナーも当時は沢山おりました。
元々こちらのカードは、国内ではあまり価値が見出されておらず、2003年以降10年ほどの平均売価は高くても2〜3万円程でした。ホビーオフなどでは3万円程度で売られておりました。現在ですと3万円以内で入手する事は、かなり難しくなっているかと思います。まだ比較的安価でその当時に入手できた方はラッキーです。さらに台紙付きとなると50万円~80万円近くなるかと思われます。(『開運!なんでも鑑定団』においてこちらのカードが登場し50万円の値段がつきました。)
こちらのカードは、日本国内で旧裏面のカードが高騰し始めた頃より、その発行枚数の少なさから徐々に過去の新旧プロモカード達に混ざって価値が上昇した感じがあります。また、このカードは同名のカードが存在しており、ミュウが描かれたカードも存在しております。(ミュウの描かれたタイプのカードがオークションサイトなどに出てきた際には『ミュウコレクター』『ポケモンカードコレクター』『海外勢』の三つ巴の争いになります。)しかしながら、どちらのカードも今となっては貴重なカードの為、カードショップなどではかなり高額で販売されております。
今後も海外のコレクターが血眼になって日本国内へ探しに来ると思われますので、価格も下がることはないと思われます。現にかなりの枚数が海外へ流れております。このカードに限ってではないのですが、入手できる時に確保しておいた方が良いカードの一つです。

マルサン ウルトラマン 移行期 ソフビ

昭和のおもちゃはどこか愛くるしさがありますよね。悪く言えば「毒」のある感じがしますが、嫌な毒ではないのです。
平成のリアルタイプの玩具と比較して私は昔からこの独特の「毒」に惹かれておりました。マルサンのソフビ自体は、私が幼い頃にはとっくに販売終了でブルマァク名義の復刻版がバンダイから出ておりました。しかし、どれも子供の私にとっては高くて、手に入れる事は出来ませんでした。それでも、リサイクルショップのショーケースに所狭しと並べられた、怪獣やウルトラマンのソフビをずっと眺めては「いつかは手にしてみたいなぁ」との思いを馳せておりました。
それから何十年経過したのかは定かではないですが 笑。。。それから数十年後、ようやくマルサンのウルトラマンソフビを手に入れることができました。このウルトラマンのソフビは、マルサンからブルマァクへの移行期の際に製造された個体の為、足裏にマルサン社の刻印はありません。また、このウルトラマンのソフビは目が青い特徴があります。この件について店主へ質問した所、「かつてマルサンからブルマァクへの移行期の間に塗装など色々な試行錯誤をしたソフビが数多くあった。これもその一つだと思う。恐らく目は金色のスプレーで塗装されていたのではないだろうか?」とのご返答を頂きました。元々、青い目をしたウルトラマンパワードが一番好きなので数あるソフビの中でも、このソフビを選んで購入しました。
購入後、自宅でずっと眺めては幼い頃にショーケース前で見入っていた事などを思い出しておりました。実物を手にして初めて分かる独特の色使いや造形美などに改めて驚きました。この「独特」という感じが、いわゆる「毒」を生み出しているんでしょうね。でも嫌いじゃないんですよね。例えば、実物をリスペクトしておらず、造形に余分なものが付いてるのであれば、この「毒」は生み出されないと思います。また、実物に忠実に似せようと製作者が現在の技術を詰め込み、最大限に努力をしても生まれない物であると思います。当時の技術と元の作品のキャラクターの良さを、職人がそのおもちゃに最大限吹き込む事により、程よくデフォルメ(昭和の時代のおおらか差や良い意味でのいい加減さなど)された、愛くるしい昭和のおもちゃが出来上がるのだと実感しました。
この昭和の毒がありながらも愛くるしさや温かみのあるウルトラマンは、今は私のコレクション棚の中で他の玩具に負けないオーラを出し続けております。やはり昭和に作られた玩具は、今の時代では作ることが難しいのかもしれません。その時代の背景や匂いを秘めているからこそ、年代を重ねるごとに「毒」をまとって味わい深くなっていくのかもしれません。

 

太平洋クラブライオンズ 広島カープ シール (東尾投手)

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●太平洋クラブライオンズ 広島カープ シール
こちらは西鉄ライオンズの東尾投手と 若菜?田村?野手のシール&広島カープの球団マークのシールです。
広島カープは今でも地元の人々に愛されている球団であり、シールのマークも現行デザインとあまり変更がないですね。一方の西鉄ライオンズのシールには、なんとも不思議な気持ちにさせられます。元々、九州初のプロ野球チームはホークスではなく「西鉄ライオンズ」でした。
その為、九州出身もしくは九州に住んでいるにも関わらず、埼玉西武ライオンズを応援している方が意外と九州には多いのも事実です。私の友人や知人には、未だにライオンズファンの方々が大勢います。しかし、私が野球を見始めた時の西武ライオンズは、ホークスのライバルであり敵でした。私は地元九州のホークスを応援しており、帽子もFDH!周りの子供達も殆どホークス帽子をかぶっており、次点で巨人そしてライオンズでした。私がFDH帽を被って野球をしていると、少年野球の監督さんや周りのご年配の野球ファンの方からよく「今の子供にとってライオンズは敵なんやなぁ (´・_・`)」などと話しかけられていました。しかし、彼らのケータイや車には必ずと言っていいほどダイエー選手やハリーホークのグッズなどが付いており、子供ながらに「?」となった記憶があります。今振り返ると、あの方々は過去に熱狂的な西鉄ライオンズファンであったのだろうと思います。しかし、愛する球団が消滅し過去のライオンズに敬意を払わない球団に対していつしか「自分達のライオンズでは、もうないのだ」と思い始めFUKUOKAの文字を纏って戦っているホークスに自然とかつての情熱を注ぎ、応援し始めていたのかもしれません。(大田卓司選手など西鉄出身選手が西武に在籍しているまでは応援していたが、移籍や引退などを境に完全にライオンズから離れた方も大勢いたと聞いています)近年になってようやく過去の歴史を見直しておりますが、少し遅すぎる感じは否めません。
再び九州の地に球団を創設する為、ご尽力なされた稲尾さんに今のライオンズの姿を見て欲しかったですよね。。福岡での西鉄ライオンズスターティングメンバーの発表試合や稲尾さんの永久欠番式典などは特に。。。
この様に、このシール1枚で色々と想いを馳せることができます。また、「もしあのままライオンズが九州にあったら?」など色々自分なりに考えを巡らせることが出来る素敵な一枚です。
九州にホークスが誕生する前に存在していた、伝説の球団の数少ない当時のグッズです。今後も野球グッズは勿論ですが、秘蔵の西鉄ライオンズグッズについても記事を書いてみたいと思います。

スパイダーマン 東映 マシーンGP7 ポピニカ ダッシュミニ ポピー

●スパイダーマン 東映 マシーンGP7 ポピニカ ダッシュミニ ポピー

ポピーからポピニカダッシュミニシリーズの一つとして発売されたマシンGP7です。この他にも闘将ダイモスのトライパー75Sも発売されていたそうです。
マシンGP7は、他にもポピニカやドラコン・ラジオコントロールシステムという、いわゆるラジコンタイプも発売されました。
海外では「japanese spiderman」「Toei Tokusatsu Spider-Man」としてコアなファンの間では知られていた作品でした。一方、日本でも当時放映されていた時代を知る特撮ファンの間では知られた存在でしたが、若年層からは、メディアへの露出やレンタルビデオも皆無であった為、殆ど知られておらず見向きもされておりませんでした。(映像としては、一応ビデオソフトはありましたが、数話を詰め込んだだけの物でした。画像はケイブンシャの百科や当時の雑誌のみでしか姿を拝めませんでした 泣)しかし、2005年のDVD発売、さらにニコニコ動画などでカルト的人気を誇ってから、東映版のスパイダーマンは良くも悪くも多くの人に知られる事となり、今に至ります。そして、ついに数年前には、本家のアメコミであるスパイダーバースにレオパルドンと共に出演を果たしました。メディアでもps4のゲーム作品の中で、あの名台詞が飛び出したりもしています!さらにバルト・オブ・スパイダーズでは東映スパイダーマン単体の話が掲載されました。その際にマシンGP7もしっかりと登場しております。東映スパイダーマンを語る上でレオパルドンと共にマシンGP7も他のスパイダーマンとの差別化をする上で無くてはならないガジェットなので、今後アメコミのみならず特撮として蘇る時には是非とも作品に出していただきたいですねー

明治製菓 遊戯王チョコスナック YU-GI-OH!3Dグリードカード

 

 

●明治製菓が発売していた遊戯王のチョコスナック。販売時期は前回ご紹介させていただいた遊戯王アイスと同じく99年頃であったと思います。

売価は一つ100円(税抜き)

チョコスナックは、3cm程の面長タイプでビスケットをチョコレートでコーティングしたお菓子でした。
チョコも美味しかったのですが、やはり何といってもオマケの3Dグリードカードが目当てであった方が多いはずです。こちらのカードは、モンスターが実際に浮き出て見える仕組みになっており、現在の目で見てもよくできたカードです。そのためかは分かりませんが、今でも高値で取引されております。

中古リサイクルショップなどでは、シールのまとめ売りの中に運よく混ざって入っていることもあるので、見つけた際には迷わず購入することをお勧めします。

 

遊戯王 明治アイスクリーム YU-GI-OH!

●明治製菓が発売していた遊戯王のアイスクリーム。

販売時期は99年頃であったと思います。
売価は一つ100円(税抜き)

アイスは周りがチョコレートでコーティングされたバニラアイスクリームでした。あたりカードが出ると暗闇で光る限定のポスターが貰えたらしいですが、今まで現物を拝んだことがないです(笑)
おまけのデュエルモンスターカードは、極まれにオークションサイトにて出品されます。コンプとなると至難の業かもしれませんが、比較的安価なのでデュエルモンスターカード自体の入手は、まだ容易であるかなと思います。

私の思い出になるのですが、スーパーで母親との買い物について行き遊戯王のカードダスとシールダスが売り切れていた際に、こちらをよく購入してもらっていました。
おそらく20本くらいは食べていたと思いますが、一度もあたりーカードが当たることはなかったです。周りの友人からも「当たった!」といった声は、聞いたことがありませんでした。遊戯王のカードがバンダイ製からコナミ製へと移り変わるタイミングでこのアイスも市場から消えてしまいました。

●This YU-GI-OH! ice cream released by Meiji Seika was first sold around 1999 at the price of 100 Yen JPN(without tax).
The ice cream was vanilla flavored with a chocolate coating. And a card was always enclosed within.

ポケモンカード 初版 旧裏 リザードン Charizard First Edition

●ポケモンカード 初版 旧裏 リザードン
ポケモンカードは1996年に発売されてから、今日に至るまで多くの方々に支持されているトレーディングカードゲームの一つです。
発売された当初は大人気で、同じ紙物の中でもシール烈伝とポケモンパンのおまけデコキャラシールの3つは当時の子供達のマストアイテムでした。こちらの通称「旧裏」はフォーマットが変更され、今では公式でプレイすることが出来ませんが、それでも根強い人気があります。また、かなり奥が深いシリーズでもある為、コンプリートを目指すコレクターも後を絶たないシリーズです。
今回のリザードンは俗に言うエラーと呼ばれる物で記載されている表記の「かえんポケモン」が「かいりきポケモン」となっています。また、初版と呼ばれる物でもあり、レアリティマークを示すマークが右下にありません。この初版は第一弾のカードにしか見られません。
初版カードは未開封のパックでもある程度見分けることが出来、パック裏の郵便番号の違いと表の売価の金額の違いで初版か通常品かをある程度見分ける事ができます。(一部のプロモなどにはレアリティマークがありませんが初版ではありません)
初版カードも発売当初は特別視されている物でもなく「マークなし」や「エラー版」と呼ばれて他のカードと同等の扱いでした。また、近年のように付加価値などは付いておらず、カードショップや中古ショップなどでも通常のカードと同じ売価で販売されておりました。その為フォーマット変更が起きた際には、大量の旧裏カードが中古ショップに投げ売り状態で並んでおり、頻繁にまとめ売りされていた事をよく覚えてます。勿論その中にも初版カードは混ざっており、私の初版コレクションもその際に入手したものばかりです。(駿河屋さんなどでは格安でダンボールに量り売りまとめ商品として販売されておりました)7、8年ほど前まではこの様な状態が続いていたのですが、近年になり海外のコレクターと復帰勢の方々が急激に増加し、ほぼ単品での売価が0円に等しいカードにも価値が見直され始めました。(価格が上昇するにつれて旧裏の価値を再発見していただけた喜び、嬉しさの反面、収集する為の費用が莫大になったので、なんともモヤモヤした気持ちになりました)
今回の初版リザードンのカードも年々価格が上昇してきており、状態の良いものは入手が非常に困難となっております。リザードン自体人気のあるポケモンなので今後も価格が下がる事はないのかなと思っていたりもします。今後も旧裏コレクターとして機会があれば状態の良いリザードンを手に入れたいなーと思っておりますが、おそらく今より価格が高騰すると手を出すのが難しくなりそうです。。

●The First Edition Pokemon Trading Cards are now considered of high value in Japan since its limited publishment(only a small number of cards were released in a short period of time). As the first edition, it has several misprints. Of which, this Charizard card is valued especially high for the following 2 reasons. The rarity mark was not printed (which can be seen in all first edition cards). And the category of Charizard which should be Ka’en meaning Flame Pokemon was mistakenly demonstrated as Kairiki meaning SuperPower Pokemon.