デジタルモンスター  ザ・デジモン スカルグレイモン 19 バンダイ

●デジタルモンスター  ザ・デジモン スカルグレイモン 19 バンダイ

ザデジモンシリーズのフィギュアは、どれも出来が良いですよね。程よくデフォルメされ丁寧な造形には思わず手に取り、触れてみたくなる程です。また、どんなにカッコいいデジモンでも、ドックに収まっていると、どこか可愛らしさが溢れ出てくる不思議なシリーズでもあると思います。今回のスカルグレイモンもかなり凶暴な見た目をしておりますが、いざドックに収監すると、どこかペット売り場で眺めている子犬の様な感じがます。
ザデジモン発売当時、ハローマックや近所の玩具屋さんでは、色々なデジモン達がドックに入った状態で棚にずらーっと陳列されて発売されておりました。あの光景の中で、これらのデジモンフィギュアを購入する時には、本当に自分のペットを選んで購入している様な感覚を味わえました。今でもよくリサイクルショップなどで、ドックがない状態にて袋詰めにされ発売されておりますが、あれだとザデジモンを購入する際の独特の感覚が味わえず、なんだか損をした感じがしてしまいます。一方で、たまにドック付きの完品を見かけるとついつい手を伸ばし、購入(購入というより保護したい感覚)してしまいます。やはり初代デジモンを経験した世代には、ドックに収まっているデジモンフィギュアに対し、どこか愛くるしさや親しみを感じてしまうのかもしれません。今でもガチャガチャなどで『ドックだけでも発売して欲しいなー』と密かに思っていたりもしております。

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ 青眼の白龍 ブルーアイズ 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ 青眼の白龍 ブルーアイズ 食玩 フィギュア 東映

遊戯王ファイターズの中でも最も人気が高いフィギュアが、こちらのブルーアイズホワイトドラゴンのフィギュアになります。
今も昔もカードの能力値や原作での活躍などにより、子供達から大人まで絶大な人気を誇っているキャラクターです。遊戯王ファイターズにおいても、ブルーアイズの特徴である『神秘的』かつ『強力』な感じの雰囲気をしっかりとフィギュアに落とし込まれて造形されております。また、特長的な光沢感のある塗装や別パーツのウィングに施されているメタリックブルーの塗装など、どれも非常に手の込んだ魅力的なフィギュアとなっております。更にフィギュアの大きさも、羽を広げた大きさは遊戯王ファイターズシリーズの中でも最も大きなボリュームのあるフィギュアとなっており、造形美と相まって神々しささえ感じます。
300円で確実にこちらのフィギュアが購入できた時代があったなんて、今では到底考えられませんね。こちらは東映時代の遊戯王関連の食玩の為、復刻は非常に厳しいのが現状です。しかしながら、これほどのフィギュアが日の目を浴びない事は、非常に残念です。近い将来、権利関係などをクリアして、東映版遊戯王が表舞台にカムバックして欲しいと切に願っております。その際には、是非遊戯王ファイターズを含む当時の食玩を復刻して欲しいですね。

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ ルイーズ グレムリン 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ ルイーズ グレムリン 食玩 フィギュア 東映


こちらは1箱に2体ものフィギュアが入っており、他と比べてややお得感がありました。
ルイーズには剣と盾が付属しており、取り付けて遊ぶこともできます。しかし、他のキャラクターと比較すると能力値が低く、原作でも遊戯の相棒として登場する割には、すぐにやられてしまうモンスターであった為、当時のお菓子売り場では、このフィギュアが1番最後まで残っていた印象があります。
造形や彩色などフィギュアの出来も申し分なく、2体入りとボリュームもあるのですが…このキャラクター2体では、他のラインナップキャラクターと肩を並べる事は若干荷が重すぎる感じは否めません。グレムリンに装備させる武器として「一角獣のホーン」などの装備アイテムを付属させていれば、まだ多少人気が出たかもしれませんが、予算的に厳しかったのかもしれません。原作においてもっと活躍していれば、1番良かったのですけどね笑

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ カースオブドラゴン 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ カースオブドラゴン 食玩 フィギュア 東映


カースオブドラゴンは、闇遊戯の相棒的モンスターとして、長きにわたって活躍しました。また、漫画やアニメ、ポスター、ノートなどにも必ずと言っていい程、描かれている初期の遊戯王を代表するモンスターの内の1体です。
登場した際には、攻撃力も2000と高火力の持ち主であり、カードゲームでも非常に重宝されました。私もこのカードと「ホーリーエルフ」欲しさに、vol.2のパックを当時は沢山購入した記憶があります。更に原作では、空を飛べる能力を有しており、王国編においてかなり活躍しました。
今回のフィギュアは、カースオブドラゴンの全盛期の勢いをそのままフィギュアの造形に落とし込んだ様な、非常に躍動感のある作りとなっております。フィギュア全体は、金メッキで塗装されており、両翼や細部には黒塗料にて陰影まで付けらております。造形のみならず塗装に至るまでも非常に丁寧な作りです。『本当に200円?!』と目を疑いたくなる程に素晴らしい出来栄えのフィギュアと言えます。
当然の様に発売時は、こちらと先にご紹介したガイアのフィギュアが1.2を争うほどに人気がありました。お菓子売り場でも見かける事自体がレアとなっており、カード同様にレア食玩でしたね。私は当時、欲しくても手に入れられず、エルフの剣士を買ってもらった記憶があります。

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ 暗黒騎士ガイア 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ 暗黒騎士ガイア 食玩 フィギュア 東映


今回ご紹介している「暗黒騎士ガイア」は、発売当初かなり人気がありました。お菓子売り場で見かけても、当時は中々両親から食玩を買ってもらうことが出来なかった為、次にお菓子売り場を除いた際には、すでに売り場に無く落ち込むなんて事は、数え切れないほど経験しました。このフィギュアもお菓子売り場で見かけた際には、即買いしないと手に入れる事は難しかったと思います。
馬に乗り両手に槍を構えた姿は、今見てもカッコいいです。キリッとしたガイアの表情や馬の毛並みなど細部の作りも非常に丁寧です。
当時は友人らとカードバトルをする際に、カードのイラストの上にそのモンスターのフィギュアを置いたりして、遊んでいた為、こちらのフィギュアを持っている友人が羨ましかった記憶がありますね。
この食玩が発売されてから小学校を卒業するまで遊戯王ブームはずっと継続されていた為、購入出来なかった事が非常に悔やまれたフィギュアでした(涙)

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ ミノタウルス 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ ミノタウルス 食玩 フィギュア 東映


ミノタウルスは、遊戯王の単行本第2巻の海馬戦にて活躍した初期モンスターの中でも特に有名なキャラクターであると思います。巨大化を付けパワーアップしたミノタウルスが、ホーリーエルフを斬首したシーンは、子供ながら『強すぎだろ…』と感じておりました。バンダイ版のカードダスでは、そこまで強力なカードではありませんでしたが、コナミ製のカードでは生贄なしで攻撃力1700もある高火力モンスターとなり、多くの子供達のデッキに採用されていたメインカードになりました。(カードイラストは、原作そのままのイラストを採用したバンダイ版の方が好きでした。)
今回ご紹介しているミノタウルスのフィギュアは、オノに銀メッキ&鎧の細部には金メッキを使用しており、非常に豪華な作りとなっております。是非とも300円のデラックスタイプでミノタウルスのフィギュアを見てみたかったです。
購入時は付属品だけではなく、経年により金メッキが腐食してしまっている個体が多い為、注意して細部まで確認した方が良いフィギュアです。

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ エルフの剣士 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ エルフの剣士 食玩 フィギュア 東映


遊戯王ファイターズは、食玩の彩色フィギュアとしては非常に出来が良いです。今回ご紹介しているエルフの剣士も、細部に至るまでの造形や彩色が素晴らしいフィギュアです。
こちらは前回ご紹介した300円のデラックスタイプとは異なり、200円で発売されたスタンダード版でした。更に100円のタイプには、消しゴムとカードが封入されていた「遊戯王コレクション」がありました。こちらもブログにて今後、ご紹介していきたいと思います。

遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ ブラック・マジシャン 食玩 フィギュア 東映

● 遊戯王 バンダイ 遊戯王モンスターズ ブラック・マジシャン 食玩 フィギュア 東映

遊戯王のフィギュアは「ダンジョンダイスモンスターズ」だけではなく、食玩としてバンダイさんより、消しゴムタイプやリアルフィギュアタイプが発売されておりました。今回ご紹介しているフィギュアは定価300円のデラックスタイプとなります。
ブラック・マジシャンは、付属のロッド(杖)も手に持たせることができます。彩色や造形、大きさも素晴らしく、これが当時と同じ300円で令和に発売されても大変満足できる造りかと思います。今このクオリティで発売するとなると500円〜1000円くらいしそうですね。こちらのフィギュアシリーズは全体的に経年によるフィギュアのベタつきなども起きづらくなっております。同時期に発売されていた他のメーカーのフィギュア達と比較しても、出来の良さはトップクラスです。
今では入手が困難となっており、中古市場にもあまり出てこないのですが、手に取る機会がありましたら是非一度、手にとって直接触れて欲しいフィギュアの一つです。

ウルトラマン 超闘士激伝 新章 クリアピンク フィギュア

●ウルトラマン 超闘士激伝 新章 クリアピンク フィギュア

こちらのウルトラマンメビウスのフィギュアは、プレミアムバンダイにて予約発売された成形色がクリアピンクのタイプです。この他にも秋田書店さんで発売されたレッドクリアタイプもあります。こちらが発売された頃は、『墓場の画廊さん」にて超闘士激伝のイベントが開かれたりもしました。貴重な原画の展示やグッズの販売、さらにはサイン会なども開かれました。幼い頃に超闘士激伝に触れて育った世代には堪らなく嬉しいイベントでしたね。
超闘士激伝のフィギュアは、幼少期に沢山ガチャポンを回して、おもちゃ箱一杯に収集しておりました。付属のアーマーや武器を取り付けられる事やメッキ仕様の豪華な付属品に惹かれました。ただ収集していた当時はかなり幼かった為、付属しているサイコロダイスの意味がわからず、即捨てていました笑

遊戯王 バンダイ 光の護封剣 J2 カードダス 抽プレ プロモ

●遊戯王 バンダイ 光の護封剣 J2 カードダス

こちらの「光の護封剣」のカードは、カードダスにて展開されていた通称バンダイ版と呼ばれるカードダスシリーズの遊戯王カードになります。その中でも3枚のプロモカードが世に出ており、そのうちの1枚がこちらのカードです。
発行枚数は「500枚」とされております。発行枚数が非常に少なく、今では美品のカードも少ない為、市場では高額で取引されております。元々、こちらのバンダイ版のカードは2014年程から、じわじわと世間で人気が再熱してきました。それまではショップでも買取不可の店が多く、ノーマルカードなどは買取金額がまとめて100円付くかつかないかの代物でした。リサイクルショップなどで見かける際には、今の様なシングルでの取り扱いなどは滅多にありませんでした。殆どがまとめのパック売り販売となっており、明らかに在庫処分的な立ち位置に瀕しておりました。
知る人ぞ知る遊戯王カードとなっていたバンダイ版にも2014年頃から徐々にSNSなどで話題に上がることも多くなり、動画サイトでも個人の方が紹介している動画などで再び注目を集める様になりました。その際に、今回ご紹介しているプロモカードや箔押しタイプの存在、レッドアイズのかっこよさなどが再評価され、市場価格も見直されました。今では若干落ち着いておりますが、それでもこちらの光の護封剣は15〜30万円、聖なるバリア・ミラーフォースは10〜20万円、ゲートガーディアンは3万〜8万円程の価格が市場価格として定着しております。プロモ以外の通常排出カードにもプレ値が付いており、美品のブルーアイズですと6000円程になります。レッドアイズは更に高額の1万円程のプレ値が付く場合があります。ブルーアイズよりもレッドアイズの方が高額で取引されている傾向です。
こちらのバンダイ版遊戯王カードは、当時熱中したかつてのデュエリストの皆さんが大人(墓堀りグール)となり墓地から蘇らせていただけたお陰で、世間にて再評価された感じがします。近年では、コナミのカードでデュエルする際にトークンなどとしてバンダイ版のカードを使用しているデュエリストもいらっしゃるみたいです。若い世代の方々もバンダイ版を認知してくれている様で非常に嬉しいです。そろそろバンダイさんから正式に復刻して欲しいのですが、権利的に厳しいのかもしれませんね。

※因みに今回ご紹介した「光の護封剣」を含めたプロモカード3枚は偽造カードの存在が確認されております。本物との見分け方は、カードの光り方です。ゲートガーディアン以外の2枚のカードは通常のフォイル加工と異なり、若干マットな光り方をします。また、テキストの字体も本物と異なる偽造カードが多いです。参考になるかは分かりかねますが、高額カードとなりますので購入時には上記の事を少し気にかけていただけると幸いです。