バンダイ デジモン アドベンチャー 02 ワンダーカプセル

●バンダイ デジモン アドベンチャー 02 ワンダーカプセル
(記念すべき第一弾のワンダーカプセルのパッケージ)


(第二弾のパッケージ上面です。デジモンが4体も描かれ、華やかです)

(卵型チョコの中には、画像の黄色いカプセルの中に玩具が一つ封入されていました)

(中身は「フィギュア」「ぬいぐるみマスコット」「プレートキーホルダー」など多種多様でした。特に人気の高かったのは、彩色フィギュアシリーズでした)  卵型食玩の「チョコエッグ」や「キンダーサプライズ」などが流行していた99年〜2000年代初頭にデジモンでも同タイプの食玩が発売されました。それが今回ご紹介する「ワンダーカプセル」です。デジモンワンダーカプセルシリーズは、デジモンアドベンチャーと、その続編である02まで発売されました。  中身の玩具は、王道の彩色フィギュアから、組み立て式のプラキット、ぬいぐるみマスコット、プレートキーホルダーなど多種多様であり、非常にバラエティ豊かな玩具がラインナップされていました。下記にて、それぞれ簡単にご紹介をさせて頂きます。 〇彩色フィギュア: 簡易組み立ての彩色フィギュアは、主役級のデジモンから「モジャモン」「アンドロモン」などの脇役もしっかりラインナップされておりました。 02期には「選ばれし子どもたち」までフィギュア化されており、収集意欲が駆り立てられました。


〇マスコット: 小さなぬいぐるみの様な造りのマスコットシリーズは、手のひらサイズながら非常に出来が良く、とても可愛らしいです。 特に立体化の機会が少ない「幼年期」のデジモンがラインナップに組み込まれている事は、子供ながらに嬉しく感じました。

(私のお気に入りマスコットは「ボタモン」です。マスコットの生地にもこだわりが感じられ、全体的にとても可愛いらしいです)
(マスコットは正面だけではなく、背面もしっかりと作りこまれています)
〇プラキット: プラキットの特徴は、パーツ数が3〜5つ程で、とても小さく、ほぼ全てのパーツがクリアパーツ成形となっている点です。 組み立て完成後のキットは小ぶりですが、デジモン本来のスタイルを崩すことなく、丁寧な造形のキットが多いです。また、首や腕などが動くギミックもありました。欲を言えば「目」だけでもシールが付属して欲しかったですね。


(プラキットの「ホークモン」と彩色フィギュアの「マグナモン」の比較。彩色フィギュアはプラキットより全体的に小ぶりです)
〇プレートキーホルダー レリーフが施されたこちらのプレートは、通し穴が造形されており、チェーンや紐を通す事でキーホルダーになります。
○ミニブック 1カプセルに1枚封入されていたチェックリストです。弾を重ねるごとに新規のミニブックが封入されておりました。

バンダイ デジモンアドベンチャー02 D-3 バージョン2 ホワイト&レッド

●バンダイ デジモンアドベンチャー02 D-3 バージョン2 ホワイト&レッド

1999年に放映が開始されたTVアニメ 「デジモンアドベンチャー」(無印)の好評を受け、無印よりバトンを渡されたのが「デジモンアドベンチャー02」でした。その主人公達が劇中にて使用するデジヴァイスがこちらのD3でした。
ゲーム内容自体は、前作と大きな変更点はありませんでした。しかし、前作のデジヴァイスよりも登場デジモンの数が増えており、アーマー進化の導入、ワンダースワンとの連動なども有し、登場デジモンもアニメ未登場のデジモンを育成する事ができました。その為、子供達にとっては非常に魅力的な玩具でした。また、こちらが発売された時期は、デジモンコンテンツが本格的に盛り上がりを見せていた2000年であった為、欲しくても購入出来ないケースも多かったと記憶しております。ただ、こちらのD3は画面に表示されるドットイラストに難解な物が多く、元のデジモンのイラストが分からないと育成しているデジモンの顔や身体を識別することが困難な事もありました。後に2016年にプレミアムバンダイにて6000個限定で「D-3 15周年Ver ~本宮大輔カラー・一乗寺賢カラー」の2種類が発売されたのですが、育成可能デジモンや登場デジモンが増えた事以外、大きな変更点などはありませんでした。この機会にドットイラストを見直していただきたいデジモンも大勢いたのですが、そこには一切触れられてはおらず、価格だけが当時定価の3倍以上と暗黒進化していた事が悲しかったです

デジモン ペンデュラム エックス 1.5 デジタルモンスター 現在の章

●デジモン ペンデュラム エックス 1.5 デジタルモンスター 現在の章

今回は、歴代ペンデュラムシリーズの中でもズバ抜けて完成度が高いにも関わらず、発売された時期が悪かった不遇のペンデュラムエックスシリーズより、こちらの「デジモンペンデュラムエックス1.5現在の章死のX進化ダークブルー&オレンジ」をご紹介します。
今までのペンデュラムシリーズの本体デザインから、かなりデザインが変更され「新時代」を感じさせる近未来的な本体デザインとなりました。変更点は本体デザインだけではなく、ゲーム内に新しいバトル機能である「クエストモード」が新たに実装された事により、1人でもバトル遊びが出来る親切仕様となりました。また、バトルやジョグレスなどの機能も従来通り実装されており、今作では新たにクエストモードで入手した「エサ」の交換まで行う事ができました。まさに「デジモン液晶玩具の最終形態」とも呼べる、非常に完成度の高い玩具でした。
(玩具の完成度とは反対に、世間での認知度が圧倒的に低くいです。発売当時は、玩具店でも即ワゴン行きとなっておりました)
こちらのシリーズは、2022年現在までプレミアムバンダイなどでも復刻されておらず、発売当時もそこまで流行っているとは言い難いシリーズであった為、当時品も入手をする事が非常に困難です。運良く中古ホビーショップなどにて見つけたとしても、振り子機能が破損していることが多いです。とても良く出来たシリーズであり、こちらのシリーズを手に取った事がないデジモンファンの方にもオススメ出来るシリーズです。バンダイさんに是非とも復刻して頂きたいデジモン玩具の1つですが、公式さんにも忘れ去られているようですので、復刻までの道のりはまだまだ険しそうです

デジモンアドベンチャー 02 デジモン グッズプレゼント キャンペーン バッグ

●デジモンアドベンチャー 02 デジモン グッズプレゼント キャンペーン バッグ

こちらのバッグは、サントリーさんが実施していたキャンペーン当選品となります。しかしながら、かなり前に入手したもののため、キャンペーン内容がどの様な形であったのかは覚えておりません。こちらの記事を書くに際して、ネットなどを頼りに情報を探してみたのですが、ハッキリとしたことは分かりませんでした。どなたかこちらのキャンペーンの情報をご存知の方が居られましたら教えていただければと思います。

(バッグの全体的な作りは、非常に丁寧な作りとなっております。ブイモンとエクスブイモンのオリジナルワッペンにも注目です)

年号が02放映期の平成から令和になった今でも、この様なデジモンと企業さんのタイアップキャンペーンを沢山実施していただきたいですね。デジモンは2022年現在「ゴーストゲーム」が放映されておりますので、今後のメディアリミックスやタイアップ企画なども期待しております。

デジモン デジモンアドベンチャー 02 ソーセージ 雪印

●デジモン デジモンアドベンチャー 02 ソーセージ 雪印

デジモンアドベンチャー02が放映されていた当時は、デジモン熱が市場でもピークに達していた頃かと思われます。私の周りでも、無印・02・テイマーズ辺りまでは、学校のクラスの男子の中でポケモンとデジモンは、人気を二分する程に流行っておりました。その様なデジモン人気絶好調の際に発売されたのが、こちらの「デジモンアドベンチャー02 フィッシュソーセージ」となります。
往々にして、その当時に流行っている特撮作品や人気アニメ作品のソーセージの食玩が作られる流れは、現代も変わらないのですが、中に入っているオマケに関しては、ここ20年で大きく変化しました。特に特撮作品においては「ミニモデル」と呼ばれるキンケシの様な無彩色のフィギュアが1つ封入されており、今より高級感がありました。一方、アニメ作品などでは、現在と同様に缶バッジやカード・シールなどのオマケがメインとなっておりました。
今回ご紹介しているデジモンアドベンチャーのソーセージは「トリプル進化シール」と呼ばれるシールがオマケでした。しかしながら、そのオマケのシールは、ソーセージの外箱と比較すると分かりやすいのですが、手のひらサイズの小さなシール1枚となっており、明らかにオマケが安っぽくなっており、手抜き感満載のシールでした。

このオマケに関しては、当時子供であった私自身も魅力を感じる事は特に無く、一度購入した後は2度と手をつけませんでした。せめて「カードダス」サイズのシールやカード、もしくは缶バッジなどがオマケであれば継続購入していたと思われます。また、ミニモデルの様な立体物であれば尚更飛び付いていたと感じます。今でもこちらのオマケは、評価がイマイチとなっておりますが、改めて手に取るとその評価も頷けます。(せめて「ホロシール」などのキラシールがあればよかったのですが…)

デジモン アドベンチャー カレー 丸美屋

●デジモン アドベンチャー カレー 丸美屋

デジモンアドベンチャー(無印)が放映されていた当初、アイキャッチが終わると「デジヴァイス 」や「PS デジモンワールド」などのCMが頻繁に放映されておりました。その中でも取り分け記憶に残っているCMは、こちらの「デジモンアドベンチャー カレー」であり、そのCMの中で太一が発する『ぐ〜…なお腹にグーーッ!』のフレーズです。CMは、太一・ヤマト・空がお腹をすかして歩いていると、先程のフレーズと共にカレーライスが何故か登場します。そしてデジモンと一緒に食べるといった内容でした。また、もう1つのパターンは、アグモンが『にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、ルー…』と発した後に、太一・ヤマト・空のお腹が『ぐ〜〜…』となり先程のフレーズが出てくる2種類のCMが放映されていたと記憶しております。リアルタイムで視聴し、その後も録画したアニメもよく見ていた為、こちらのCMが強烈に頭に今でも焼き付いております。

オマケのメタリックエンボスカードは、選ばれし子供達とパートナーデジモン、ファイル島で出会った敵デジモンや仲間になったデジモンなどなど…全30種類のデジモンが収録されております。カードの背景なども各デジモン&パートナーデジモンのイメージに合わせたデザインとなっており、非常に凝っております。

デジモン アドベンチャー 韓国 スナック

●デジモン アドベンチャー 韓国 スナック

韓国デジモン食玩シリーズの最後は、こちらの「デジモンアドベンチャーコーンスナック」をご紹介します。
こちらのスナック菓子には、デジモンのメンコが1枚オマケとして付属しておりました。オマケのメンコを所持していない為、なんともはっきりした事を書けないのですが、パッケージを見る限りでは対戦も出来たようです。
パッケージには、選ばれし子供達とそのパートナーデジモンが描かれております。日本では、明治さんより発売されておりました「明治コーンスナック ポケットモンスター」にこちらのメンコの様なオマケ(ハイパーボールチップ)が封入されているスナック菓子が、かつて発売されておりました。
韓国版のデジモンスナックと明治さんのポケモンコーンスナックの両食玩に共通して言える事は「オマケよりもパッケージの方が出現率が低くい」と言うことです。今でもオマケのデジモンメンコは、韓国でもよく見かけるそうで、ハイパーボールチップも日本のフリマサイトやオークションサイトにてよく見かけます。しかし、パッケージとなると中々お目にかかれません。この食玩のみに当てはまる事ではないのですが、お菓子を食べ終わった後の空パッケージに価値が付き、封入されていたオマケと立場が逆転する所なども食玩を収集していく上で楽しい部分です。

デジモン アドベンチャー 韓国 ガム

●デジモン アドベンチャー 韓国 ガム

今回も韓国デジモンアドベンチャー食玩の1つである「韓国版デジモンアドベンチャーガム」をご紹介します。
こちらは、透明フィルムにパッケージとオマケのメタリックミニカードがセットとなって発売されておりました。透明なフィルムからは、中にどのカードが封入されているのか分かる為、とても親切な作りであると思います。オマケのカードは、小さいながらもメタリック仕様の豪華な作りとなっております。

(パッケージ背面に中身のメタリックマニカードのデジモンが、外に見える形で封入されておりました)
こちらの食玩は、オマケのメタリックミニカードも非常に魅力的ですが、パッケージもかなり多くのバリエーションが存在しております。デジモンコレクターの方からは『メタリックミニカードよりもパッケージの方が出現率が極めて低い』とまで叫ばれている程、かなりのバリエーションがあります。中には『何故この場面を採用した…?』と思える物もありますが、眺めていてとても面白いパッケージであると思います。

デジモン アドベンチャー 韓国 キャンディ

●デジモン アドベンチャー 韓国 キャンディ

今回の韓国版デジモン食玩は、デジモンの棒付きキャンディです。
パッケージは、選ばれし子供達の一人一人をメインとしており、それぞれ「ヒカリ」を除く7人のパッケージがありました。

(選ばれし子供達全てのパッケージを製作しているなど、開発人の方々の気合の入り用が伺えます)

こちらは、何故か手の形をしているキャンディ1本とシールがオマケとして封入されている食玩でした。日本で明治さんより、かつて発売されていた「ポケパチ」に似ている食玩ですが、こちらの韓国版はシールがオマケで付いているため、ポケパチよりもお得感があります。しかし、そのオマケであるシールは、袋に直貼りになって封入されておりました。その為、シールを取り出すにはキャンディを食べ終わり、袋をきれいに破らなければなりませんでした。


(シールは左上に通し番号が振られており、中央にキャラクター、右上にキャラクター名が記載されておりました)

こちらの食玩のシールも前回のデジモンソーセージ同様に、シールの全体像が中々把握できておりません。恐らく、全28種の選ばれし子供達+パートナーデジモンで構成されているとは思います。しかし、背景色違いなどのバリエーションの存在も否定できず、まだまだ発掘していく必要のある食玩です。

デジモン アドベンチャー 韓国 ソーセージ

●デジモン アドベンチャー 韓国 ソーセージ

今回からデジモンアドベンチャー(通称:無印)の時期にお隣の国、韓国にて発売されていた食玩シリーズをご紹介します。
こちらの食玩は、ソーセージ4本と3Dチェンジングカードがオマケとして封入されておりました。
パッケージは「空とガルダモン」画はこの正面に描かれており、背面にはバードラモンが描かれております。私が所持している箱はこちらのタイプしかありません。韓国のコレクターからは『太一とグレイモンのバージョンが、当時は1番人気であった』と聞いております。おそらく全ての選ばれし子供達のイラスト箱が当時は、発売されていたと考えられます。

(オマケの3Dカードは見る角度で、イラストが変わる仕様となっておりました)

韓国版の無印期食玩は、中々全体像を把握することが困難です。私もこちらの韓国版のシリーズ収集に力を入れております。しかしながら、現物を手に入れる事は非常に難しいです。日本国内で発売された無印の食玩などとは、比較にならないレベルです。デジモンのアイテム収集のために韓国へ向かい、玩具屋さんや中古ホビーショップを巡りたいのですが、コロナが収束しない限りは行けそうにないです。どなたか韓国版のデジモングッズをお持ちの方は、ご連絡頂けると幸いです。