ウルトラ怪獣シリーズ バンダイ  プラタグ イカルス星人

●ウルトラ怪獣シリーズ バンダイ  プラタグ イカルス星人

ウルトラ怪獣シリーズはリリース直後、画像の様なプラスチックのタグが打ちつけられて販売されておりました。私が幼少期に収集していた頃は紙製のタグでしたので、比較的短い期間で紙へ移行したのかもしれません。私自身、こちらのプラタグ版を店頭で見かけた記憶はありません。
タグは表面にその怪獣が登場するウルトラマンが掲載されており、裏面には怪獣の名前や身長、体重などが記載されております。また、タグには色違いが存在しており、セブンはこちらのホワイトカラー版とブルーカラー版が存在しております。発売時期が古いものがホワイトで後期の発売分がブルーの様です。
プラタグ版のソフビは、プレ値がついておりますが、そこまで高額ではないので入手はまだ容易な部類に入ると思います。(タイラントなどの一部怪獣を除く)ソフビの質も硬質のものとなっており、現行品の500シリーズより大きいので迫力もあります。『マルサンやブルマァク製のソフビは少し高額で手が出せない…』と言った方やバンダイ製のウルトラ怪獣シリーズに現在、興味がおありの方は是非とも収集を始めてみてはいかがでしょうか?
昨今のウルトラマンは続々と新しい話題が出て来ており目が離せません。特にマーベルコミックへの進出や新作映画の発表など今後の展開がとても楽しみなものばかりです。
バンダイ製のウルトラ怪獣シリーズの収集を始めるにあたっても良いタイミングかと思います。

ウルトラセブン メトロン星人 山勝 5円引きブロマイド 筆文字

●ウルトラセブン メトロン星人 山勝 5円引きブロマイド 筆文字

●ウルトラセブン メトロン星人 山勝 5円引きブロマイド 筆文字

本日ご紹介するこちらの『山勝製 ウルトラセブンブロマイド メトロン星人』は、私のお気に入りのブロマイド の1枚です。
ファイティングポーズを取るわけでもなく、両手を広げてボーーっと立っている感が何とも言えず可愛らしいと感じてしまいます(笑)
私と同世代の方は、ブロマイドよりアマダさんのシール烈伝シリーズやppカードなどの方が馴染みがあるかと思います。私の幼少期の頃にも一応ブロマイドの引き物くじは駄菓子屋にありましたが、ジャニーズやアイドルのものばかりの為、一度も引いた記憶がありません。その為、幼少期からブロマイドの大きさや形態に馴染みが薄く、ブロマイドの様な大きなタイプよりもカードやシールタイプの紙物の方に今でも惹かれてしまいます。
今では、昔よりも遥かに簡単に書籍やネットでブロマイドについて色々と知る事ができるようになりました。そのため、ブロマイド収集の奥深さを気軽に知ることが出来、貴重なスチル写真を使用したブロマイドやレアなブロマイドがが欲しくなりました。今では『もっと昔から興味を持っていれば…』と後悔の念を持ちながら、ブロマイド収集にせっせと精を出しております。やはり、どの分野においても最初から抵抗感を持つのではなく、先ずはその物を知り、触れてみる事がとても大切であるという事をブロマイドから教えていただきました。

ウルトラマン ジョーニアス ガシャポン ウルトラヒーロー 第二弾

●ウルトラマンジョーニアス ガシャポンウルトラヒーロー 第二弾

本日は、こちらのウルトラマンジョーニアスのソフビ人形をご紹介致します。
実は、こちらのライブサインの付いた、ウルトラマンジョーニアスのソフビ人形は、通常の店頭販売形態ではなく、ガシャポンカンというガチャポンシリーズにてリリースされました。その為、発売当時は、こちらのジョーニアス目当てで散々ガチャポンを回した思い出があります。ラインナップやガチャポンの台紙から見ても明らかに『あたり』枠での扱いでした。結局、4000円ほどでジョーニアスが出てきてくれたのですが…嬉しさの反面この様な販売形態は、本当に勘弁して欲しいなと感じましたね(笑) ジョーニアスが当たっても素直に喜べない複雑な心境になるんですよね。
こちらのジョーニアスソフビは、上記の様な特殊な販売形態と言うこともあり、ウルトラヒーロー500の中でもかなりレアな部類に入ります。今の取引相場は、大体2500円から3000円前後でしょうか。フリマやリサイクルショップで偶然見つける事ができれば、とてもラッキーですよ!!

ウルトラマン ウルトラセブン ミニソフビ ブルマァク

●ウルトラマン ウルトラセブン ミニソフビ ブルマァク

マルサンとブルマァク製のソフビは、その販売時期によってカラーリングに差異がある事で有名です。ブルマァクのミニソフビも例外ではなく、色々な塗装の彩色違いがあります。
彩色違いだけではなく、販売形態もセット売りと呼ばれる形態で販売されたりもしており、スタンダードサイズとは異なる点も多くありました。当時を知る方に尋ねると「旅館のおみやげコーナーでよく見かけた」や「駄菓子屋の軒先によく吊るされていた」「大きな飲食店やレストランのレジ付近で売られていた」など、このミニソフビについては興味深い証言も多くあります。
今ではソフビに限らず、様々な玩具が小売業界のみならずファミレスやアパレルショップなどで販売されている光景を目にする事は珍しくありません。従来のソフビの様に主に玩具屋のみの販売形態ではなく、業界のチャネルを超えて販売されたこのミニソフビ達は、いわば現代玩具の販売ルートを確立した先駆者の様な存在なのかもしれませんね。

マルサン プラモデル ウルトラマン ノスタルジックヒーローズ

● マルサン プラモデル ウルトラマン ノスタルジックヒーローズ

こちらのプラモデルは、初代ウルトラマンが放映されておりました1966年に発売されたマルサンのプラモデル「ウルトラマン電動歩行プラモデル」の復刻版です。当時物は非常に貴重で、未組立などは博物館レベルの一品です。私も未組立の品物は見たことがなく、一度は拝見したいものです。
こちらの復刻版は、今でも容易に入手が可能な品物です。当時物との違いは、足首や足裏ローラー、リモコンボックスなど微妙に修正が施されております。動作は先程の修正箇所の甲斐もあって復刻版の方がスムーズに歩行できると組立済みの当時物を所持してる方からお聞きしたことがあります。目とカラータイマーを光らせながらヨタヨタと腕を振り歩く姿は、とても癒されます。この時代の玩具には現代に失われてしまった何か目には見えない力を秘めている感じがしますね。動かして遊ぶことも醍醐味ですが、飾って楽しむ事もまた一興です。

マルサン ウルトラマン 移行期 ソフビ

昭和のおもちゃはどこか愛くるしさがありますよね。悪く言えば「毒」のある感じがしますが、嫌な毒ではないのです。
平成のリアルタイプの玩具と比較して私は昔からこの独特の「毒」に惹かれておりました。マルサンのソフビ自体は、私が幼い頃にはとっくに販売終了でブルマァク名義の復刻版がバンダイから出ておりました。しかし、どれも子供の私にとっては高くて、手に入れる事は出来ませんでした。それでも、リサイクルショップのショーケースに所狭しと並べられた、怪獣やウルトラマンのソフビをずっと眺めては「いつかは手にしてみたいなぁ」との思いを馳せておりました。
それから何十年経過したのかは定かではないですが 笑。。。それから数十年後、ようやくマルサンのウルトラマンソフビを手に入れることができました。このウルトラマンのソフビは、マルサンからブルマァクへの移行期の際に製造された個体の為、足裏にマルサン社の刻印はありません。また、このウルトラマンのソフビは目が青い特徴があります。この件について店主へ質問した所、「かつてマルサンからブルマァクへの移行期の間に塗装など色々な試行錯誤をしたソフビが数多くあった。これもその一つだと思う。恐らく目は金色のスプレーで塗装されていたのではないだろうか?」とのご返答を頂きました。元々、青い目をしたウルトラマンパワードが一番好きなので数あるソフビの中でも、このソフビを選んで購入しました。
購入後、自宅でずっと眺めては幼い頃にショーケース前で見入っていた事などを思い出しておりました。実物を手にして初めて分かる独特の色使いや造形美などに改めて驚きました。この「独特」という感じが、いわゆる「毒」を生み出しているんでしょうね。でも嫌いじゃないんですよね。例えば、実物をリスペクトしておらず、造形に余分なものが付いてるのであれば、この「毒」は生み出されないと思います。また、実物に忠実に似せようと製作者が現在の技術を詰め込み、最大限に努力をしても生まれない物であると思います。当時の技術と元の作品のキャラクターの良さを、職人がそのおもちゃに最大限吹き込む事により、程よくデフォルメ(昭和の時代のおおらか差や良い意味でのいい加減さなど)された、愛くるしい昭和のおもちゃが出来上がるのだと実感しました。
この昭和の毒がありながらも愛くるしさや温かみのあるウルトラマンは、今は私のコレクション棚の中で他の玩具に負けないオーラを出し続けております。やはり昭和に作られた玩具は、今の時代では作ることが難しいのかもしれません。その時代の背景や匂いを秘めているからこそ、年代を重ねるごとに「毒」をまとって味わい深くなっていくのかもしれません。