バンダイ ヒッポリト星人 1983 ソフビ 初版

●バンダイ ヒッポリト星人 1983 ソフビ 初版

今回は「ウルトラ怪獣シリーズ」よりヒッポリト星人をご紹介します。
こちらのソフビは、1983年にバンダイさんより発売された最初期のタイプとなります。ソフビの材質は硬質となっており、成型色は"茶色"です。ソフビに付属しているタグも「紙」ではなく、プラスチック(通称プラタグ)製のタグとなっております。

ウルトラマン 大図鑑 上巻 下巻 怪獣消しゴム バンダイ 1996

●ウルトラマン 大図鑑 上巻 下巻 怪獣消しゴム バンダイ 1996


※こちらの商品を「未裁断品」などと記載し、社内関係者を装った流出品としてフリマサイトやオークションサイトなどで販売している方がいらっしゃいます。これから怪獣消しゴムやウルトラマン消しゴムを収集される方は注意して下さい。

(消しゴムフィギュア36体とブロマイドカードがセットなっておりました)
今回ご紹介しております〇〇図鑑の様な形式の玩具は、今でこそ見かける機会は少なくなりましたが、かつては「ポケモン」や「デジモン」などでも同形式にて発売されており、90年代ではメジャーなフィギュアセット販売形式でした。セット形式の為、怪獣消しゴムとウルトラマン消しゴムが36体も封入されており、封入されているキャラクター全てのデータが箱の裏側に記載されています。
ネットなどが普及していない発売当時(96年)では、実際に立体物としてフィギュアを手に取り、キャラクターの詳細や劇中写真などを照らし合わせながら怪獣とウルトラマンを学ぶ事ができる子供達にとっては夢の様な玩具でした。

●ウルトラマン ゼアス ピカリブラッシャー 電動歯ブラシ

今回ご紹介しているウルトラマンゼアスの変身アイテムである「ピカリブラッシャー」は、ブリスターパッケージと箱入りパッケージの2種類が発売されました。箱入りの方には説明書が別途付属しており、ブリスターパッケージには背面に使用方法などが記載されているスタイルでした。中身の歯ブラシ自体の違いなどは無く、単純にパッケージのみの仕様変更となっております。

(ブリスターパッケージの背面)

因みに白いタイプのピカリブラッシャーは、ウルトラマンゼアス1にて使用されましたが、公式グッズなどは発売されませんでした。今回の赤いタイプのピカリブラッシャーは、ウルトラマンゼアス2の劇中にて使用されたタイプとなります。前作品を視聴後に、どうしてもピカリブラッシャーが欲しかった子供達やファンの方々にとっては、待望の商品化であったと感じます。私も当時欲しかったのですが、買ってもらう事が出来ませんでした…

(商品名は「ヒカリブラッシャー」となっておりますが、ピカリブラッシャーが正しいのではないかと感じております。その為コチラのブログ内では、あえて前者の呼び名で今後も記載を行う予定です)

ウルトラマン パワード お菓子缶 菓子詰め合わせ 不二家 ペコちゃん

●ウルトラマン パワード お菓子缶 菓子詰め合わせ 不二家 ペコちゃん

今回は不二家さんより発売された「ウルトラマンパワード お菓子詰め合わせ缶」をご紹介します。
ウルトラマンパワードの形をした缶の中には「ウルトラマン ウルトラ怪獣大決戦」「ウルトラマンパワード シガレットガム」「ペコちゃん スナックチョコ」が各1つずつ入っておりました。

(こちらのお菓子缶の発売日は、恐らく94年〜95年前半であると思います)

幼少期にこちらの缶を所持していた事を記憶しているのですが、中身のお菓子までは完全に忘れていました。大人となり、こちらの未開封品を入手できた際は、とても感激しました。今でもこちらを含め、未開封のお菓子の詰め合わせ缶などを中古ホビーショップにて見かけた際には、古代の宝箱やタイムカプセルを見つけた感じとなり、テンションがかなり上がります。不二家さんも久しぶりにウルトラマン関連の食玩やキャラクター物のお菓子の詰め合わせ缶などを新たに市場へ出して欲しいのですが…中々難しいのでしょうね。
私の様な90年代前半のウルトラマングレート&パワード世代には、ウルトラマン関連の食玩=不二家さんの印象がとても強いかと思われます。期間限定などでも良いので、久しぶりに不二家さんのウルトラマン食玩を令和でも見てみたいですね

ウルトラマン 不二家 ウルトラ怪獣 カードボーイ

●ウルトラマン 不二家 ウルトラ怪獣 カードボーイ

今回は前回ご紹介した「バトル戦士」シリーズではなく「カードボーイ」シリーズをご紹介します。カードボーイは上段に玩具、下段にお菓子が封入されておりました。今ではこの様な販売形態を有している食玩は見かける事がないですが、この時代ではスタンダードな食玩の販売形態でした。(6年ほど前にバンダイさんより「破幻のジスタチョコ」シリーズが「チョコスナック」+「玩具」スタイルで久しぶりに発売されておりました。)
当時売価は、画像の様に115円前後であった様です。チョコスナックもぎっしりと袋に詰まっており、オマケも付いて115円はとても良心的だと思います。
オマケのカードボーイは、箱の裏面に詳しい遊び方が記載されておりました。ゲーム内容は、タイムアタック制のゲームでした。ゴールした時間に応じて、得点が高くなり、プレイヤーがラスボス怪獣との対決を行うといった内容で、非常に凝った作りでした。

(パッケージ背面には、ゲームの遊び方や新システムについての説明書きがキチンと掲載されておりました)

不二家さんのこちらの食玩に対する、本気度が垣間見えます。玩具は『相手が子供である為、子供騙し的な玩具を製作しておけば良い』などの短絡的な感情が製作者側に少しでもあると、子供もその玩具を手にした際に『子供騙しだな』と薄々感づいてしまうものです。この感情を子供に1度でも持たれてしまうと、子供は2度とその玩具を手にする事は無いと思います。しかし、この食玩の様に本気で子供達を楽しませようと大人達が必死になって子供達に向き合いながら製作し、食玩と言う限られた予算の中でも、出来る限り色々と詰め込み、制作して頂いた玩具に対しては、子供達も自然とその情熱を理解し、その玩具にのめりこんでいくものだと思います。現に、こちらのカードボーイシリーズは「カードボーイⅡ」が発売され、派生商品のバトル戦士なども発売されるほどに大人気となりました。

(カードボーイⅡは、各部にジョイントシステムに対応した突起が付いておりました)

第1弾のタイプは、本体の各部に他のカードと繋がる為のジョイント部が付いておらず1枚のカードボーイでゲームが完結しておりました。しかし、2弾のカードボーイは、他のカードボーイと繋げる事が出来ました。(ジョイントシステムと呼ばれていました)これにより、1弾のカードボーイと比較して、より一層大きなステージを遊ぶ事が可能になりました。
ジョイントシステムの採用やワープゾーンの設置、背面ポイントの見直しなど、売れたからただ単に少し手を加えて第2弾を発売するのではなく、より子供達が楽しめる工夫を施し、進化させて発売した事などが随所に見て取れます。90年代のウルトラ食玩の中でも、トップクラスに出来の良い素晴らしい食玩であると思います。

ウルトラマン 不二家 ウルトラ怪獣 ゲーム戦士

●ウルトラマン 不二家 ウルトラ怪獣 ゲーム戦士

2021年、遂にウルトラマン倶楽部シリーズがガチャポンにて、アクリルキーホルダーとしてめでたく復活しました。それを記念し、本ブログでも90年代を過ごしたキッズ達の必須アイテム「ウルトラマン ゲーム戦士(カードボーイ)」シリーズをご紹介したいと思います。
こちらの食玩は、不二家さんより93年に発売されました。カードボーイと言うネーミングは、当時爆発的人気を誇っていた任天堂さんの「ゲームボーイ」を意識されたのではないかと推測できます。

(左からウルトラセブン、ゴモラ、バルタン星人、ウルトラマンレオ のゲーム戦士)
ゲーム戦士本体は、ウルトラマンや怪獣の形に合わせて造形されており、表面には造形に伴ったキャラクターが描かれております。背面には、銀玉を弾くパチンコゲームや迷路ゲームなどが遊べる簡単なゲームが収録されています。更に本体上部には、ヒモやキーチェーンを取り付けられる様突起が付いておりました。(パッケージ背面には、ズボンに紐で取り付けられる旨を記載した文と写真が掲載されております)

ウルトラマングレート デルタプラズマー 変身&カラータイマー バンダイ

●ウルトラマングレート デルタプラズマー 変身&カラータイマー バンダイ

90年代初頭に幼少期を過ごした方にとってのウルトラマンは「グレート」と「パワード」が最も親しみがあるウルトラマンではないでしょうか。
今回ご紹介している「デルタプラズマー」は、ウルトラマングレートの本編において、主人公の「ジャック・シンドー」がウルトラマンに変身する際に使用したアイテムの玩具となります。特筆すべき点は、変身アイテムであるデルタプラズマーとは別に「チェストシート」と呼ばれるベストの様なアイテムも付属されていた点です。ウルトラマングレートはカラータイマーが、変身アイテムであるデルタプラズマーである為、この様なベストがオマケで付属していると、ウルトラマンごっこをする際に変身後もウルトラマンになりきって遊べます。バンダイさんの子供達への心遣いが光る素晴らしい玩具ですね。
後にも先にもウルトラマン玩具の中において、変身アイテムとベストがセットに発売された事はありません。ある意味ウルトラマンの玩具史においても貴重な玩具の1つと言えます。

ウルトラマンパワード  RCラジキャラ ユタカ

●ウルトラマン ウルトラマンパワード  RCラジキャラ ユタカ

こちらは、ユタカさんより発売されましたラジコンのウルトラマンパワード になります。
実際に外で走らせた事はないのですが、室内のフローリングですと軽快に前進・回転を行います。可愛くデフォルメされた幼児体型のパワードが何とも可愛らしいです。
こちらはシリーズ2となっており、シリーズ1はゴジラ・シリーズ3はガメラでした。

東京スカイツリー ウルトラ作戦第634号 ブルマァク ウルトラマン ガラモン

●東京スカイツリー ウルトラ作戦第634号 ブルマァク ウルトラマン ガラモン


2016年に東京スカイツリーにて「ウルトラ作戦第634号」と呼ばれるイベントが開催されました。その際に、物販ブースにてこちらの「ウルトラマン」と「ガラモン」の限定クリアソフビが発売されました。発売日当日から完売する程の大人気商品であった為、東京スカイツリーに来たものの、こちらのソフビ達を購入出来なかった方も多かった様です。
この頃は、クリア成形色のソフビが各メーカーから続々と発売され人気となっていた時期でもありました。クリアソフビは光を通すと綺麗に発色する為、人気があるのも頷けます。クリアソフビ人気の波に合わせてウルトラマン、ガラモンの人気キャラクターがソフビで発売となると、そりゃ売り切れちゃいますよね。売り切れてもその後、度々再入荷があった様ですが、イベント期間中にどれ程の数が発売されたのかは分かりません。今では当時売価6480円の倍ほどの値段で取引されている事から、根強い人気を維持しているソフビであると言えます。

KING OF THE HERO ウルトラヒーローシリーズ ウルトラマン ウルトラ怪獣 1988 バンダイ

● KING OF THE HERO ウルトラヒーローシリーズ ウルトラマン ウルトラ怪獣 1988 バンダイ

箱入りウルトラヒーローシリーズのソフビは、今でもちょくちょく見かけますが、こちらの「ウルトラ怪獣シリーズ」の箱入りソフビ人形は、めっきり見かけなくなりました。今回ご紹介している、ウルトラ怪獣シリーズは後に発売されるソフビ人形と細部の彩色や大きさなどが若干異なっており、付属しているカードはイラストや仕様が異なっておりました。
現行の500シリーズも良いですが、やはりウルトラヒーローシリーズで育った我々世代には、この大きさのソフビ人形がしっくりきますね。このサイズでもう一度、店頭にて発売して欲しいです。(近年はプレバンにて、当時リリースされていない未発売怪獣が復刻されましたが、あまりにも値段が高すぎです。5000円て…笑)