メディアファクトリー ポケモン ずかん ポケットモンスター

●メディアファクトリー ポケモン ずかん ポケットモンスター

こちらは、初代「ポケモンずかん」の玩具です。発売は1998年です。一般の小売店や雑誌の通販では販売されておらず、主な販売がローソンのロッピーでの販売でした。
ポケモンずかんの中身は「ポケモンずかん」「バッジ」「名前シール」「取扱説明書」「キャンペーン告知チラシ」です。

(発売時期により、中身のチラシなどに多少の誤差があったかもしれません)

ずかんに収録されているポケモンは151匹であり、ゲーム内のクイズゲームに答えて「ミュウ」のデータを解放する事が出来ました。しかし「リザードン」と「サイホーン」の鳴き声の様に、初期のポケモンは鳴き声が非常に似ているポケモンが多く、クイズゲームの難易度が異常に高いです。
現在では経年劣化により、モニター液晶が劣化している「ずかん」が非常に多いです。現在プレイしようと検討されている方は一度、液晶と十字キー、ボタン2種の内部修理・清掃が必要になるかと思われます。

Nintendo ゲーム&ウォッチ スーパーカラー スピットボールスパーキー Spitball Sparky

● Nintendo ゲーム&ウォッチ スーパーカラー スピットボールスパーキー Spitball Sparky

(パッケージ)

(本体)

(付属品)

こちらの「スーパーカラー」シリーズは、今回ご紹介している「スピットボールスパーキー」と「クラブ・クラブ」の2種しか発売がされておりません。また、発売も1984年と国内ゲームウォッチシリーズにおいては、後期に発売されたタイトルの為、人気もあまりなかったらしいです。 肝心のゲーム内容はと言うと、ボタンを押してボールを飛ばし、ブロックを壊していく単純なブロック崩しとなっています。スーパーカラーと呼ばれておりますが、液晶は色の付いたカラースクリーンではなく、色の付いたセロハンが画面に貼られる事により、擬似的にカラーを演出している液晶となっていました。

(今見ても非常に美しい本体デザイン)

本体のデザインは、ゲームウォッチらしく非常に高級感があり、メッキ塗装も美しいです。それだけに、発売時期とゲーム内容がもう少し凝った物であれば、国内での評価も上がり、シリーズ化したのかもしれませんね。

Nintendo ゲーム&ウォッチ クリスタルスクリーン スーパーマリオブラザーズ

● Nintendo ゲーム&ウォッチ クリスタルスクリーン スーパーマリオブラザーズ

シルバーシリーズ、ゴールドシリーズ、マルチスクリーンシリーズ、カラースクリーン…などなど数多くのゲームウォッチが世に出ておりますが、その中でも今回ご紹介する「クリスタルスクリーン」シリーズは群を抜いてレア度が高いです。
こちらのシリーズは、日本国内未発売シリーズであり、元々の出荷台数も極めて少数でした。この事から、レア度が高いゲームウォッチとして今でもコレクターの中で人気が高い逸品です。また、本体のデザイン性の高さも評価が極めて高い点もポイントです。従来のゲームウォッチよりも更に薄い本体設計に透明液晶を搭載した近未来感溢れるデザインは、一度手にすると手放せなくなる程の魅力が詰まっています。

ザックマン ZACK MAN LSI ゲーム バンダイ

●ザックマン ZACK MAN LSI ゲーム バンダイ

今回ご紹介します「ザックマン」は、パッケージに宇宙探査機らしき物が描かれている為、購入するまでシューティングゲームかと思っていました。しかし実際は、敵(ロボット)を避けて行きながら地下まで土を『ザック♪ザック♪』と掘り進めて行き「エナジーカプセル」を回収するという内容でした。
ゲームはナムコさんの「ディグダグ」をオマージュさせつつ、ただガムシャラに土を掘り進めるだけではクリアできない、謎解き要素も兼ね備えています。

(本体・説明書・保証書の3点が封入されていました)

ゲーム内容もしっかりしており、本体のデザインもレトロアーケードの様な可愛らしさと、銀色と黒色で統一されたカッコ良さが光る逸品です。悔やまれるのは、パッケージイラストです。これに尽きると思います。何故ゲーム内容と一切関係の無いSF的な宇宙探査機の様なイラストを前面に押し出したのか…

パックマン PUCKMAN LSI ゲーム トミー

●パックマン PUCKMAN LSI ゲーム トミー


こちらは有名な「パックマン」のlsiゲームです。本体デザインがパックマンをイメージした作りとなっており、非常に80年代らしいポップな可愛らしさに浸れます。(PUCK MANの英語名表記も今では珍しいです)
ゲーム画面は、アーケード版やファミコン版と異なり、横型の画面に変更されています。操作性は若干悪く、アクションキーを押してから僅かなラグがあります。また、モンスターに性格がないため全てのモンスターが共通した動きを行います。

(説明書にもパックマンのイラストが掲載されており、全体的にポップで楽しげな感じです)
それでも「パックマン」のゲーム内には欠かすことの出来ないフルーツの「チェリー」や反撃アイテムの「パワーエサ」などは、しっかりとゲーム内に落とし込まれております。更に、ゲームモードも「初心者向け」と「中・上級者向け」のモードまで搭載されています。本体デザインの完成度の高さもさることながら、ゲーム内容も全体的に完成度の高いパックマンの移植ゲームであると感じます。

(DREAM GEARさんより2019年に発売された「レトロアーケード パックマン」液晶モニターを搭載しており、非常にきれいな画面でゲームができます。唯一の欠点は操作性が悪い事でしょうか…)

(今まで数多くの携帯型ゲームの「パックマン」シリーズが発売されてきましたが、個人的にその中でも、特に出来の良かったエポック社製のパックマンゲーム)

コナミ 遊戯王 デュエルモンスターズ5 エキスパート1 GBA

●コナミ 遊戯王 デュエルモンスターズ5 エキスパート1 GBA

こちらの遊戯王のゲームソフトは、遊戯王初のゲームボーイアドバンス専用ソフトとして発売されました。それまで発売されていた遊戯王のゲームは、全てゲームボーイにて発売されており、ルールもゲームボーイ版のオリジナル要素満載の物でした。ところが、ハードがゲームボーイからゲームボーイアドバンスへ移行した際に、ハード面の機能が大きく向上した為、遊戯王のゲームも遂にコナミさんの公式ルール「新エキスパートルール」が適用されたゲーム内容へと進化しました。また、対戦ルールだけではなく、勝利後に獲得できるアイテムも1枚のカードからカードパックへと変わりました。実際に発売されているカードパックを貰える仕様へと変更され、よりリアルな感じになりました。
付録のカードは「G5-01 黒衣の大賢者」「G5-02ビッグシールドガードナー」「G5-03 エクスチェンジ」「G5-04 天使のサイコロ」「G5-05 悪魔のサイコロ」の全5種の内、3枚が封入されておりました。

任天堂 カラーテレビゲーム 6 COLOR TV-GAME6

●任天堂 カラーテレビゲーム 6 COLOR TV-GAME6

大人気家庭用ゲーム機である「ファミリーコンピュータ」が発売される少し前に、任天堂さんより発売されていたのが、こちらの「カラーテレビゲーム 6」です。こちらの他にも「カラーテレビゲーム 15」が発売され、2機種同時発売でした。(実はこちらのテレゲーム6の内部基盤は、テレビゲーム15と同じ基盤でした)
カラーテレビゲーム 6と15で遊べるゲーム内容は「テニス」や「バレーボール」「ホッケー」でした。(この3種目の2人用モードを合わせて、6種類のゲームが遊べると言う物でした)肝心のゲームの内容は「ポン(PONG)」のルールを少し変更しただけの単調な物となっていました。しかしながら、この時代はエポック社さんの「テレビテニス」に代表される様に、殆どのテレビゲームは「ポン」の内容を少し変更しただけの物ばかりでした。その為、決してこちらのカラーテレビゲームシリーズが劣っていた訳ではありません。
こちらのカラーテレビゲームシリーズを今から遊ぶ事は、とても難しいですが、wiiソフト「おどるメイドインワリオ」内にて「カラーテレビゲーム 6」がプチゲームで登場しています。ゲームの雰囲気だけでも味わいたいなと言う方は、是非ともこちらでのプレイをお勧めします。

ハイパーボーイ KONAMI ゲームボーイ コナミ

●ハイパーボーイ KONAMI ゲームボーイ コナミ

自宅でゲームセンター気分を味わえる魔法のアイテムとして、1991年にコナミさんより発売された「ハイパーボーイ」は、ゲームセンターに設置されているアーケードゲーム機の様なアップライト筐体、拡大レンズ+豆電球によるライト機能の搭載、ステレオスピーカーの搭載…そして1番の魅力である「ジョイスティックにてゲームボーイの操作を可能にさせる」といった、正に男心を擽る至極の逸品です。ここまで聞くと欠点がない様に聞こえますが、実際は「ジョイスティックによる操作性が悪い」「初代ゲームボーイの液晶残像と拡大レンズの相性が悪い」「使用する単一電池の持ちが悪い」「他のゲームボーイとの互換性がない」などのデメリットの方が非常に大きい周辺機器でした。

(操作には慣れが必要で、正直ゲームボーイで直接プレイした方が良いかと…しかしそこにはロマンがない)
しかしながら、家庭でゲームセンター気分を味わう事が出来、アップライト筐体で好きなゲームボーイソフトをプレイ出来る事を可能とした事は、素晴らしいです。また、デザインもスタイリッシュで「ファミコンクラシックミニ」や「ネオジオミニ」「タイニーアーケード」などの近年人気の小さいタイプの本格ゲーム機達と並べて飾っても見劣りしない程です。このスタイリッシュかつ無骨なデザイン、男のロマンが詰まったハイパーボーイに惹かれ、筆者もお気に入りのゲームボーイ周辺機器の1つとなっています。

バンダイ デジモンアドベンチャー02 D-3 バージョン2 ホワイト&レッド

●バンダイ デジモンアドベンチャー02 D-3 バージョン2 ホワイト&レッド

1999年に放映が開始されたTVアニメ 「デジモンアドベンチャー」(無印)の好評を受け、無印よりバトンを渡されたのが「デジモンアドベンチャー02」でした。その主人公達が劇中にて使用するデジヴァイスがこちらのD3でした。
ゲーム内容自体は、前作と大きな変更点はありませんでした。しかし、前作のデジヴァイスよりも登場デジモンの数が増えており、アーマー進化の導入、ワンダースワンとの連動なども有し、登場デジモンもアニメ未登場のデジモンを育成する事ができました。その為、子供達にとっては非常に魅力的な玩具でした。また、こちらが発売された時期は、デジモンコンテンツが本格的に盛り上がりを見せていた2000年であった為、欲しくても購入出来ないケースも多かったと記憶しております。ただ、こちらのD3は画面に表示されるドットイラストに難解な物が多く、元のデジモンのイラストが分からないと育成しているデジモンの顔や身体を識別することが困難な事もありました。後に2016年にプレミアムバンダイにて6000個限定で「D-3 15周年Ver ~本宮大輔カラー・一乗寺賢カラー」の2種類が発売されたのですが、育成可能デジモンや登場デジモンが増えた事以外、大きな変更点などはありませんでした。この機会にドットイラストを見直していただきたいデジモンも大勢いたのですが、そこには一切触れられてはおらず、価格だけが当時定価の3倍以上と暗黒進化していた事が悲しかったです

デジモン ペンデュラム エックス 1.5 デジタルモンスター 現在の章

●デジモン ペンデュラム エックス 1.5 デジタルモンスター 現在の章

今回は、歴代ペンデュラムシリーズの中でもズバ抜けて完成度が高いにも関わらず、発売された時期が悪かった不遇のペンデュラムエックスシリーズより、こちらの「デジモンペンデュラムエックス1.5現在の章死のX進化ダークブルー&オレンジ」をご紹介します。
今までのペンデュラムシリーズの本体デザインから、かなりデザインが変更され「新時代」を感じさせる近未来的な本体デザインとなりました。変更点は本体デザインだけではなく、ゲーム内に新しいバトル機能である「クエストモード」が新たに実装された事により、1人でもバトル遊びが出来る親切仕様となりました。また、バトルやジョグレスなどの機能も従来通り実装されており、今作では新たにクエストモードで入手した「エサ」の交換まで行う事ができました。まさに「デジモン液晶玩具の最終形態」とも呼べる、非常に完成度の高い玩具でした。
(玩具の完成度とは反対に、世間での認知度が圧倒的に低くいです。発売当時は、玩具店でも即ワゴン行きとなっておりました)
こちらのシリーズは、2022年現在までプレミアムバンダイなどでも復刻されておらず、発売当時もそこまで流行っているとは言い難いシリーズであった為、当時品も入手をする事が非常に困難です。運良く中古ホビーショップなどにて見つけたとしても、振り子機能が破損していることが多いです。とても良く出来たシリーズであり、こちらのシリーズを手に取った事がないデジモンファンの方にもオススメ出来るシリーズです。バンダイさんに是非とも復刻して頂きたいデジモン玩具の1つですが、公式さんにも忘れ去られているようですので、復刻までの道のりはまだまだ険しそうです