電動ミサイルタンク MS-33 マスダヤ 増田屋

●電動ミサイルタンク MS-33 マスダヤ 増田屋

マスダヤ(増田屋)さんのブリキ玩具は、クォリティの高い玩具が多く、その動作やデザインなども非常に秀逸な事で知られております。
今回ご紹介しております「電動ミサイルタンク MS-33」もブリキ素材とプラスティック素材が上手く組み合わさった名作です。ギミックも素晴らしく、ミサイルの発射台角度の調整が可能かつ、4つのミサイルを連続して発射する事が出来ます。更に、走行しながらのミサイル発射は勿論のこと、直進・後退と左右に振れながらの直進と後退が可能となっています。
こちらのミサイルタンクは、東京都の板橋区・仲宿商店街にかつて存在しておりました「コマヤ玩具店」様にて購入をさせて頂きました。店主の方も気さくに話しかけてくださり、昭和の玩具について色々なお話を聞かせていただきました。特に、平成も終わりに差し掛かっていた時期に、今回ご紹介しているミサイルタンクが、新品のデッドストック状態で7個店頭に陳列されていた光景は圧巻でした。この場をお借りして、こちらに廃業される前のコマヤ玩具店様の店頭写真を掲載させていただきます。

(店頭写真)

(店内写真:ゲームも全てデッドストック品でした)

マスダヤ (増田屋)トーキング ソフビ 仮面ライダー 1号

● マスダヤ トーキング ソフビ 仮面ライダー 1号

マスダヤ(増田屋)さんが、かつて発売していた「トーキング」シリーズは、人形の後ろにある紐を引っ張ると声が出る仕様となっていました。映画「トイストーリー」に登場するウッディの様なクラシックスタイルの人形となっており、今でも根強い人気があります。また、こちらのシリーズは一部の人形を除き、1998年に一度復刻されています。その際に、紐に付いているリングや足裏の刻印などに一部修正が施されました。

(こちらはオリジナルの足裏。復刻版には”毎日放送”の刻印があります)

外箱は当時と同じ仕様ではなく、復刻された人形ほぼ全てにおいて同タイプの外箱となってしまいました。その為、現在では人形も貴重で高額なのですが、それよりも外箱の方にかなりの価値が付いております。

マスダヤ HANDY TALKIE ハンディトーキー

●マスダヤ HANDY TALKIE

この玩具は玩具自体より、そのパッケージに惹かれて購入しました。なんとも可愛らしいイラストで古き良きアメリカンなテイストに一目で魅了されました。
玩具自体はトランシーバーのような感じでコードをつないで離れた場所から通話が出来ると言った簡単な物です。
私の時代は怪しいガチャポンに「大当たり」としてトランシーバーの玩具が封入されているガチャポンが街に何台もありました。当然、学校の前の駄菓子屋にも設置されており、よく放課後に友人と回しておりました。ガチャポンの横からはトランシーバーが入っているように見えるのに、いくらハンドルを回しても、なんとも形容し難い謎の玩具や一昔前のガチャポンの玩具などが出てきて絶望しましたね。見本以外の商品が以上に出てくるんですよね(笑)後半は出ないとわかっていても、魅力的台紙に惹かれ、なけなしの100円を握りしめてハンドルを回しておりました。今振り返ると平成のコスモス自販機の様な感じでしたね。
令和の時代にも個人商店や地元スーパーの前に今でもこのようなガチャポンを見かけますよね。いつの時代も、この少し大人びた様な電子機器の玩具に子供はグッと惹かれるんですかね。

マスダヤ トーキング マジンガーZ 復刻版

●マスダヤ トーキング マジンガーZ 復刻版

マスダヤから発売されたトーキングシリーズの復刻版です。マジンガーの他にも仮面ライダーやイナズマンなどの往年のヒーローが復刻されました。しかしながら、復刻されたのはごく一部で、まだまだ復刻されなかった当時のキャラクターは沢山います。アマゾンライダーやウルトラマンAなども個人的には復刻して欲しかったです。
こちらのマジンガーは、背面の紐を引っ張ると玩具の名前の通りトーキング(喋る)します。ですが、私の所持しているトーキング人形は復刻版でも中々調子の良いものが少なく、マジンガーもごにょごにょ言って何を話しているのか聞き取りにくい時もあります。復刻版とはいえ、もう何十年も前に発売された品物なのでガタが出始めていますね。
動画サイトや玩具店などで当時品でも元気にトーキングする個体を見た事がありますので、管理次第ではトーキング機能は長生きするのかもしれませんね。いつかはおもちゃの病院で治してもらおうと検討しております。ちなみに当時品と復刻版との見分けは足裏の刻印です。たまーに復刻版を当時物として販売している店舗もありますので購入時はご注意して下さい。