ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境 消しゴム バンダイ

● ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境 消しゴム バンダイ その壱

今日までゲゲゲの鬼太郎の消しゴム玩具は、沢山発売されておりますが、中でも私のお気に入りのシリーズである「妖怪大魔境」シリーズの消しゴム達を、今回はこちらにて記事にさせて頂きました。全体的にどの消しゴムも小ぶりですが、それを補うほどの造形美を有しています。是非とも今回の記事にて、ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境消しゴムの世界に酔いしれていただければ幸いです。

①鬼太郎と一反もめん
ミニブックとは異なり。楽しげな鬼太郎の顔が印象的な消しゴムです。鬼太郎と一反もめんだけではなく、鬼太郎の髪の毛には「目玉おやじ」がいます。この様な細部の作り込みが素晴らしいです。

②目玉おやじと茶碗(ちゃわん)
ミニブックに掲載されている姿と同じく、頭に手拭いを置いて茶碗風呂に浸かっています。目玉おやじと茶碗は別パーツ構成となっており、取り外しも可能です。

③毛目玉
妖怪大魔境のゲーム内では、触れると残機を1つ失ってしまうマイナスキャラでした。そんなマイナスキャラも、こちらの消しゴムでは可愛らしく造形されています。「毛」と言うより「カツラ」を被った目玉おやじの様な姿がとても可愛らしいです。

④ペナンガラン
ペナンガランは南方妖怪なのですが、こちらの消しゴムからは不思議と、生物的な躍動感を感じてしまいます。生き生きとした生物的な一面と妖怪らしい、どこか不気味さが漂う雰囲気を上手く落とし込んだ見事な造形となっています。

⑤かまなり
原作では、一反もめんと戦い敗れてしまうのですが、ゲームでは一撃で一反もめんと鬼太郎を倒してしまうキャラへと変貌しました。消しゴムでは、右手に釜を持ち、左手を広げ、こちらを見つめる可愛らしいフォルムで立体化されております。

⑥かみなり
この消しゴムの造形は、仏像彫刻を彷彿とさせるかの様な圧巻の作りとなっています。例えるならば消しゴム界の「運慶と快慶」の両作品である、東大寺南大門の「金剛力士立像」であると思います。妖怪大魔境消しゴムの中でもズバ抜けて完成度の高い逸品です。

⑦どろ田坊
妖怪大魔境消しゴムのシリーズを収集していくと『中古市場では、よく見かける物』と『中々見かける機会が少ない物』の2つに分かれる事が多いのですが、こちらは前者のよく見かけるタイプです。しかし、赤・青・肌色・黄色・緑と全てのカラーを集めるとなると、よく見かける物であっても、お目当てのカラーリングの消しゴムを見つける事が極めて難しいです。このシリーズを収集する際の障壁は、数の少なさとカラーリングの多さではないでしょうか。

⑧まくら返し
この「まくら返し」の消しゴムは「顔」の作り込みが素晴らしいです。水木しげる先生の描く「まくら返し」の特徴である、獅子舞の様で邪悪さも兼ね備えた表情が、上手く消しゴムとして立体化されていると感じます。

⑨手の目
手の目の特徴である手のひらに付いている「目」の部分には、きちんと窪みが付いております。これにより陰影が生まれ、手の目の「目」の中に吸い込まれてしまいそうな感覚があります。また、着物の質感や表情など、随所に渡り原型師さんの職人技が垣間見える消しゴムです。
因みに、かの岡本太郎先生も、ご自身の手のひらに「目」を描き、手の目の消しゴムと同じポーズを取っていたりもしています。

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