バンダイ 遊戯王 カードダス 1998 台紙 第2弾

● バンダイ 遊戯王 カードダス 1998 台紙 第2弾

第1弾のバンダイ版遊戯王カードが飛ぶ様に売れた為、同年すぐに第2弾が発売されました。この弾には、バンダイ版カードダス唯一の罠カード「鎖付きブーメラン(プロモカードでは「聖なるバリア ~ミラーフォース~」が罠カードで存在しています)や遊戯と城之内の友情によって生み出された最強カード「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」が目玉カードとしてラインナップされていました。
第2弾発売時は、バンダイ版遊戯王のブームが頂点に達していました。その為、カードダスの自販機で販売される形態から、直接レジにて購入する形態へ変更されたりもしました。当時は、カードダス自販機前で、子供達による喧嘩や順番待ちの列への割り込み、1人で空になるまで全て購入してしまう、いわゆる「大人買い」をする子供など、今では考えられない現象が各地で勃発していました。この2弾発売時は、遊戯王カードの購入目当てで殺到する子供達をカードダス自販機では捌けなかったのです。その為、小売店もレジでの直接販売という形態に変更せざるを得ませんでした。しかし、そんなバンダイ版遊戯王のブームも、今日まで発売されているコナミ製の遊戯王カードが発売されると、加熱したブームが一気に沈静化しました。この台紙は、バンダイ版遊戯王カードの繁栄とその終焉までを見届けた、諸行無常の理を含んだ台紙であると感じます。

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