ポケットモンスター 明治 ビスケット ポケモン

●ポケットモンスター 明治 ビスケット ポケモン

97年にTVアニメが開始された初代「ポケモン」は、瞬く間に大人気アニメとなりました。これに対して関連食玩も数多く発売ポケモンビスケット」はポケモン創世記に活躍した食玩の中でも、かなり人気のある食玩でした。

ビスケットの形は「ピッピ」と「ミュウツー  」の2種があり、ビスケットの袋を取り出すと底面には、ピカチュウ のイラストが描かれておりました。オマケの「トレーナーズクラブ」は、TVアニメのポケモンに関する情報がビッシリと記載されており、今見ても中々見応えがあります。特に『サトシのお父さんはどこにいるの?』と、公式でも触れられる事がほぼ無い際どい質問にもしっかりと回答されております。

(トレーナーズマガジンは、主に画像の様なTVアニメ版のポケモンに関して深掘りした内容を記載していたが、中には『おしえて!オーキド博士』や『プリンのマイク型サインペンが当たる』など本当の雑誌の様な凝った作りになっているタイプもあります。)

トレーナーズマガジンには、見開きの右側のページに『おもしろCM』と題した、なんともシュールな企画ページも存在しておりました。架空のグッズ紹介やポケモンリーグの出場者募集など、見ていてワクワクしてくるページでした。

(殆ど公式絵を貼り付けただけのページなのですが「ニョロモのシャープナー」など、想像力に富んだ本当に欲しくなる商品が紹介されており、子供ながらに読みながら『欲しい!︎』と思ってました。)

更にトレーナーズマガジンをめくると、その下にはメタリックシールが隠れており、151匹のポケモンがきちんとラインナップされた気合の入ったシールがオマケとして1枚付属しておりました。基本的に銀色の横長調のアルミシールなのですが「ミュウ」のみ金色のシールで製作されておりました。
当時のミュウ人気と幻のポケモンであるゲーム内の特別感を考慮しての製作であったのでしょう。ミュウのシールのみ、他とは異なるシールとして製作するなど、今見てもこちらの食玩に携わった皆様の気合いがひしひしと伝わってきます。

(金色のシートで製作されたシールは、私が確認した限りでは「ミュウ」のみであり、他の伝説ポケモンである「ミュウツー 」などは他のポケモンと同じく銀色のシート製作されたアルミシールです。)

こちらのメインであるビスケット菓子は、濃いバターの味がとても美味しく、幼い頃の私の大好きなお菓子のひとつでした。こちらのビスケットが廃盤となった後、同じ様なビスケットを探し回り、見つけたのはブルボンさんより発売されている「きどりっこクッキー」です。こちらのクッキーは、ポケモンビスケットと味がとても似ている感じがします。食感などは違うのですが『ポケモンビスケットが食べたい!』と不意に衝動に駆られた際にとても重宝しております。

(きどりっこクッキーと比較してポケモンビスケットはホロホロとした食感であった気がするのですが…もはや記憶が曖昧です。)

今ではポケモンビスケットは発売が中止されており、おそらく今後も再販などは絶望的です。せめてトレーナーズマガジンやメタリックシールなどを収集して当時に思いを馳せたいと感じているのですが、完全な状態(トレーナーズマガジンのみでシールが剥がされているなど)でこれらを入手する事が極めて難しいです。今後もコツコツと収集を継続し、いつかはトレーナーズマガジンとメタリックシールを151種コンプしたいと思います。

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