タカラ ベイブレード福箱 2003 ランダムブースター ベイブレード

● タカラ ベイブレード福箱 2003 ランダムブースター ベイブレード


2003年に発売された、ベイブレードのランダムブースターです。私を含め、当時の子供達は「オルトロス」狙いで購入していた様に思います。

(当たり枠のベイブレード「オルトロス」)

オルトロス以外にも、ドランザーV2やドライガーV2などの魅力的なベイブレードもラインナップされていました。中でもフラッシュレオパルドは、特に当たりやすいベイブレードでした。

タカラ HMSランダムブースター ACT 1 雷獣サンダードラゴン編 ベイブレード サンダードラゴンMS

● タカラ HMSランダムブースター ACT 1 雷獣サンダードラゴン編 ベイブレード サンダードラゴンMS


(中身が容易に判別されないように黒いビニールに入っておりました)
中々お目当てのベイブレードを引く事が出来なかった苦い思い出が蘇るベイブレードの「ランダムブースター」HMSシリーズです。1つ450円(税抜)と子供のお小遣いでは、少々敷居の高い値段設定、かつブラインドパッケージ仕様の為、発売当時は手が伸びにくかった方も多いのではないでしょうか。
アタリ枠のサンダードラゴンには、ぶつかると火花が飛び散るギミックが搭載されていましたが、実際の戦いでは意味の無いギミックでした。性能も非常に弱かった為、火花を飛び散らせた刺激的なベイブレードバトルを味わいたい方は「スパークリングアタッカー」で事足りてました。

爆転シュート ベイブレード 2002 ボルティックエイプ タカラ

●爆転シュート ベイブレード 2002 ボルティックエイプ タカラ

第一次ベイブレードブームの際に登場したベイブレードは「爆転」や「無印」と呼ばれており、今でもこの爆転世代のベイブレードのみでオフ会が開かれるなど、発売から20年以上が経過した令和でも人気があります。今回は「マグネシステム」に対応した爆転世代でも後期のベイブレード「ボルティックエイプ」をご紹介します。
こちらのベイブレードは、持久力と防御力に優れており、特に長期戦においては高い性能を保持しておりました。素組のままでも普通に強いベイブレードであった為、大会などでも猛威を奮っていました。ただ、攻撃力に関しては運的要素が強くなり、攻撃が噛み合わないと簡単に弾き飛ばされる事もしばしばある、癖の強いベイブレードでした。余談ですが、こちらには「グリーンバージョン」の限定カラーも存在しており、爆転ベイブレードフルコンプリートへの障壁になっています。

爆転シュート ベイブレード バーベキュー味スナック S&B エスビー ドレスアップシール

●爆転シュート ベイブレード バーベキュー味スナック S&B エスビー ドレスアップシール

ベイブレード人気が高まり始めていた2001年頃にエスビーさんより、こちらのベイブレードスナックが発売されました。この頃は、ベイブレードがどの玩具屋さんに行っても売っておらず、偶然見つけたとしても「トライピオ」「トライグル」と呼ばれる本当に弱いベイブレードしか店頭にありませんでした。その様な世の子供たちが、ベイブレード欲しさに飢えていた時期にこちらの食玩が登場し、クラスの友人達と当時は驚いた事を覚えております。
中身のシールは「ビットチップ」と呼ばれるチップに貼り付けるシールとベイブレード本体(アタックリングやシューターなど)に貼り付けるシールが一枚のシートとして封入されておりました。
発売当初は、目新しさとベイブレードがお菓子になった事への嬉しさから、私や友人もこぞってこちらを購入しました。が…しかしながら、こちらの食玩はある欠点がありました。それは「ベイブレードを所持している子供が少ない環境下において、ベイブレードに貼り付けて遊ぶシールをオマケとして封入」した事でした。当然ながら私もこの当時は、いわゆる主人公達が使用する「ドラグーン」や「ドラシェル」などのベイブレードは所持しておらず、脇役のメインベイブレードである「ガルマーン」「シーボーグ」などしか所持しておりませんでした。その為、こちらのスナックを購入し、オマケのシールを手に入れた所で、そのシールが自分の所持しているベイブレードに使用できないと言う羽目になってしまいました。自分の所持しているお目当てのベイブレードに貼り付けるドレスアップシール欲しさにこちらのスナックを購入するのですが、なんせドレスアップシールの種類は50種類と無駄に多く、子供の少ないお小遣いの中で引き当てる事は、ほぼ不可能でした。共通シールと呼ばれる、お目当てのシールを引けなかった子供達への救済措置もあったのですが、ウエイトディスクに貼り付けるタイプはメチャクチャ剥がれやすく、ビットシールはコロコロなどの付録で間に合っており、シューターに貼り付けるシールには、そもそも魅力を感じませんでした。この様な事から発売時は、私の近所のスーパーなどで売り切れ続出でしたが、日が経つにつれると棚にパンパンに陳列されていたこちらのスナックの光景をよく覚えております。その後、こちらの食玩は2弾、3弾と続くことはありませんでした。お菓子売場をベイスタジアムに例えると勝手にリングアウトしていましたね。

ベイブレードバースト ウルボーグ 青狼ver コロコロアニキ応募者全員サービス

●ベイブレードバースト ウルボーグ 青狼ver コロコロアニキ応募者全員サービス

爆転世代からすると、ウルボーグは強力なベイの中の一つという認識で一致すると思います。特にあの驚異的な持久力には当時、驚嘆しました。アタックリングが破損しやすい事を除いては、完璧であったと思います。
放課後、友人宅で自分達の改造ベイを持ち寄りよく遊んでいたのですが、ウルボーグのパーツは殆どのベイに組み込まれていましたね。全てのパーツの性能が飛び抜けて高かった気がします。
私は当時、ウルボーグを入手するのが友人らより若干遅れた為、ドラグーンFをベースとして戦っておりましたが、殆ど勝つ事が出来ませんでした。ウルボーグが欲しいならお小遣いを貯めて買えばいいのですが、品切れで売ってなかったんですよね。どこにも。ジャスコもトイザらスも全店ほぼ品切れ状態でした。当然、近所のハローマックに入荷したとなれば、それこそ戦争でしたよ。1人1個の個数制限は勿論の事、整理券が配布されていた為、ベイブレードは買えるけど目当てのベイは品切れなんてザラでした。仕方なくシーボーグやガルマーン、トライピオなどのベイたちを購入しておりました。
そんな体験をした世代にウルボーグを応募者全員サービスで配布してくれるなんて夢のようです。今のバースト世代を知らないので、環境など細かい事は全く分からないのですが、現代に蘇ったウルボーグを是非とも手に入れたくて応募しました。ウルボーグのビットチップシールを見た時には震えましたね。ありがとう!コロコロアニキ!