デジモンアドベンチャー デジヴァイス グレイモンカラー 八神太一 デジモン 

●デジモンアドベンチャー デジヴァイス グレイモンカラー 八神太一 デジモン

今回ご紹介しております「デジヴァイス」は.後に復刻されたver.15等とは異なり、1999年発売当時のデジヴァイスとなります。
発売当時こちらの「グレイモンカラー」の他に「ガルルモンカラー」「ヒカリカラー」「ノーマルカラー」の計4色が発売されました。4色それぞれの本体カラーは違えど、デジヴァイス本体には共通してクリア素材が使われておりました。この時期は、ゲームボーイや他の電子玩具にもクリアカラーを採用して発売された玩具が非常に多かった印象です。
こちらは長い間復刻される事がなく、ver.15が発売されるまでプレ値が長期間付いておりました。箱・説明書付きで3万円〜5万円程、本体のみでも1万円は軽く超えておりました。今では毎年の様にデジヴァイスが発売され、それに合わせる様にこちらの初代デジヴァイスの相場も下がっております。しかし下がったとは言え、まだまだ箱・説明書付きで1万円を軽く超えて取引されている事からも、こちらの初代デジヴァイスの人気が伺えます。
デジモンは電子玩具の為、近年では歩数機能や液晶が経年劣化により正常に作動、表示されていない本体もかなり目立ってきました。こちらの初代デジヴァイスの購入を検討されている方は、歩数機能の確認と液晶ドット欠けなどをよく確認してからの購入をお勧めします。
(ヒカリカラーとノーマルカラーは復刻がされていない為、他の2つよりも高額で取引されております。)

デジモンアドベンチャー デジモンクリップバッジ 超進化編 アマダ

●デジモンアドベンチャー デジモンクリップバッジ 超進化編 アマダ

こちらのデジモンバッジは、今でも根強い人気がある無印期のデジモングッズの1つです。
人気の理由は重厚感と大きさ、そして高級感ある精巧な造形にあると思います。
こちらのバッジは、経年劣化により金属部がくすんでしまい、中々美品で入手する事が難しいです。綺麗に保管しておくには、バッジが入っているビニールの開封は厳禁です。たまーに中古ホビーショップやリサイクルショップで見かけても、綺麗な状態のバッジに遭遇できた確率はとても低かったです。いつの日か機会があれば、ボックス単位で入手してみたいなぁと思っております。

デジタルモンスター  デジモン シールダス バンダイ

●デジタルモンスター  デジモン シールダス バンダイ

今回ご紹介するデジモンシールは、発売当初アマダさんのポケモンシール烈伝の対抗馬的存在としてバンダイさんより発売されました。
パッケージに記載されている「全151種」などの文言は、流石に今の目で見てもやりすぎ感があります。この時代の子供達は、デジモンはデジモンの良さがあり、ポケモンはポケモンの良さがある事を自然と認識しており、両コンテンツを区別していた感じがします。しかしながら、生みの親である会社の公式商品で「151種」と煽っては、子供達も『ポケモンのパクリやん』と嫌でも感じてしまいます。この当時の151という数字は、子供達にポケモンを連想させるには充分過ぎるほどの力がありました。(ただでさえデジモンはポケモンの後発ブランドであり、縮めて○○モンって呼び名になるのに…)
アマダさんは、ポケモンの他にもデジモンアドベンチャーのアニメイラストを使用したシールを当時は発売していた為、こちらの商品は公式絵を用いたダークな雰囲気のデジモンシールとして、アマダさんの物ときちんと棲み分けできていたのですが…。いかんせんバンダイさんのやる気が感じ取れない、中途半端なデジモングッズになってしまった感が否めません。
ポケモンシール烈伝があれ程までに流行った要因は、ポケモンカードやその他のポケモン紙物玩具と比較して安価で大量のシールが手に入る事とポケモン図鑑を埋めていくゲーム内の擬似的体験が出来る部分が大きかったと感じます。一方、デジモンというコンテンツには図鑑という概念がなく、より強いモンスターを「育成」し「対戦」するという概念が1番の命題でした。その為、「対戦」要素もなくただ単に公式絵をペタッと貼り付けただけのこちらのシールは、発売時から子供達に見向きもされておりませんでした。後に大量にリサイクルショップやフリマにおいて未開封でゴロゴロ発見された例を見ると、相当売れなかったのだと思います。そりゃそうだよなぁ

フィギュアーツZERO 八神太一&アグモン -デジモンアドベンチャーtri.Ver.

●フィギュアーツZERO 八神太一&アグモン -デジモンアドベンチャーtri.Ver.

デジモンアドベンチャーtriという作品は、今でもデジモンファンからの評価の良し悪しが大きく分かれる作品となっております。(見る人によって評価が大きく変わる作品と言っても過言ではないと思います。)今回ご紹介しているこちらのフィギュアーツの発売時は、triへの期待が世間でもかなり高まっている頃でした。私は1デジモンファンとして、本当にこの作品に対して大きく期待しておりました。tri公開前のデジモンは、今現在のデジモンを取り巻く環境とは大きく異なっており、言い方が悪いですが死んだも同然のコンテンツでありました。また、バンダイさんが試験的に市場を切り開くアイテムを出す際の捨て駒の様な立場に長年甘んじている状況でした。その様な状況の中でデジモンの新作映画が公開され、しかも無印の続編である点などから、かなりの期待とデジモン愛でこちらのフィギュアを当時は、ウキウキしながら予約していた記憶があります。
triの作品に対しては、もう何も語るつもりはありませんが、映画の公開後から、こちらを含めたデジモン関連グッズが飛ぶように売れはじめた事は事実であり、デジモンブランド復活の起爆剤になったことは、紛れもなくtriの貢献であると思います。しかし、映画の公開後(正確には、デジヴァイスの復刻版を出したあたり)から、次第にデジモンは安価に稼げるコンテンツであるとバンダイさんが勘違いし始めている所が、近年多々見受けられます。アニメに依存し、玩具ありきの誤った方向に今後舵を切らないかが本当に心配です。
デジタルモンスター(デジモン)は、良くも悪くもアニメのおかげで確固たる人気コンテンツとなりました。一方、アニメによって本来持っていた特徴や独自性(本来のデジタルモンスターの持つダークかつグロテスクな雰囲気)が殺された過去があります。直近で発売されたデジモンペンデュラムZが珍しくテーマ性を新たにして原点回帰していた事もあり、今後の新キャラクターや育成ギアがアニメにどう落とし込まれていくのか注目していきたいと思います。

 

バンダイ デジモンアドベンチャー02 D-3 Ver.15th パイルドラモンカラー

●BANDAI デジモンアドベンチャー02 D-3 Ver.15th パイルドラモンカラー


こちらは、デジモンアニメ15周年を記念して3000個限定で発売された、D-3パイルドラモンカラーになります。購入特典としてパイルドラモンのイラストシートが封入されておりました。
このD-3が発売された頃は、デジモン映画のtriにどの様な形で02メンバーが登場するのか楽しみで仕方ありませんでした。パイルドラモンカラーのD-3が発売された際には、「パイルドラモンは登場への布石なのか?!」と期待に胸を膨らませましたね。実際は…
今回ご紹介したD-3もそうですが、無印のデジヴァイスと比較するとまだプレ値が付いているとは言え、2万円~3万円程でD-3の復刻盤はどれも入手が出来る環境です。今後も02メンバーの活躍がアドコロや新作映画で描かれない限り、この付近の価格帯を維持していそうな感じがします。慌てて入手をするよりも、落ち着いて適正売価の個体を見つけた際に購入されることをお勧めします。

デジモンアドベンチャー ガルルモン&石田ヤマト メガハウス G.E.M.  ガルルモン 石田ヤマト

●デジモンアドベンチャー ガルルモン&石田ヤマト メガハウス G.E.M.  ガルルモン 石田ヤマト

こちらのフィギュアは、プレミアムバンダイより2015年に発売されました「ガルルモン&石田ヤマト」になります。
ガルルモンがヤマトに寄り添い、ヤマトがハーモニカを吹いている姿が立体化されております。ガルルモンとヤマトは戦闘しているシーンも魅力的なのですが、一番はヤマトがハーモニカを演奏しガブモンがそばに寄り添っているシーンであると思います。バトルシーンばかりではなく、デジタルワールドでのデジモンとパートナーの日常を切り取ったシーンの立体物も、今後はたくさん出してくれると嬉しいですね。

デジタルモンスター  ザ・デジモン スカルグレイモン 19 バンダイ

●デジタルモンスター  ザ・デジモン スカルグレイモン 19 バンダイ

ザデジモンシリーズのフィギュアは、どれも出来が良いですよね。程よくデフォルメされ丁寧な造形には思わず手に取り、触れてみたくなる程です。また、どんなにカッコいいデジモンでも、ドックに収まっていると、どこか可愛らしさが溢れ出てくる不思議なシリーズでもあると思います。今回のスカルグレイモンもかなり凶暴な見た目をしておりますが、いざドックに収監すると、どこかペット売り場で眺めている子犬の様な感じがます。
ザデジモン発売当時、ハローマックや近所の玩具屋さんでは、色々なデジモン達がドックに入った状態で棚にずらーっと陳列されて発売されておりました。あの光景の中で、これらのデジモンフィギュアを購入する時には、本当に自分のペットを選んで購入している様な感覚を味わえました。今でもよくリサイクルショップなどで、ドックがない状態にて袋詰めにされ発売されておりますが、あれだとザデジモンを購入する際の独特の感覚が味わえず、なんだか損をした感じがしてしまいます。一方で、たまにドック付きの完品を見かけるとついつい手を伸ばし、購入(購入というより保護したい感覚)してしまいます。やはり初代デジモンを経験した世代には、ドックに収まっているデジモンフィギュアに対し、どこか愛くるしさや親しみを感じてしまうのかもしれません。今でもガチャガチャなどで『ドックだけでも発売して欲しいなー』と密かに思っていたりもしております。

メガハウス デジモンアドベンチャー デジコレ アグモン パルモン

●メガハウス デジモンアドベンチャー デジコレ アグモン パルモン

デジコレで1番欲しかったのは、こちらのアグモンとパルモンです。とにかく表情や動きが可愛らしく一目惚れしました。
今でもまだ再販され販売されておりますので、入手は比較的容易です。デジモンファンの方にはお勧めのシリーズです。

デジモンアドベンチャー tri. HGパートナーデジモンコレクション バンダイ

●デジモンアドベンチャー tri. HGパートナーデジモンコレクション

こちらはプレミアムバンダイにて受注生産された、デジモンアドベンチャーtriのHGフィギュアです。ボックスもデジモンファンには嬉しい電車仕様となっており、窓からはデジモン達が見える凝ったデザインとなっております。
こちらの商品が発売されていた頃は、世間のデジモン熱もtriのお陰で徐々に高まっている時でした。triについては、良くも悪くもデジモンをもう一度、墓場から掘り起こしてくれた偉大な功績があると感じます。triがなければこちらのHGフィギュアも発売までには至らなかったはずですからね。

東映 アニメフェア99 遊戯王 デジモンアドベンチャー ドクタースランプ パンフレット

●東映 アニメフェア99 遊戯王 デジモンアドベンチャー ドクタースランプ パンフレット


こちらは99年春東映アニメフェアのパンフレットになります。今回はパンフレットの中身ではなく、私がこの映画を視聴した際に体験した劇場内の様子について記載していきたいと思います。

99年春東映アニメフェアでは、ドクタースランプ・デジモンアドベンチャー・遊戯王の三本立てでの放映でした。当時は遊戯王ブームの真っ只中であったこともあり、当然私も『遊戯王』見たさで劇場に足を運びました。視聴後は、お目当ての遊戯王と同じくらいデジモンアドベンチャーも面白く、デジモンに興味が沸いた記憶があります。特に携帯ゲームでしか知らなかった等身大のデジモンたちのリアルな描写を目の当たりにした為『アグモンこんなにでかいのかぁ…』『パロットモンVSグレイモンかっけ~!』などのは記憶は今でも残っております。
この劇場版が公開された際には、映画館にてカードダスの遊戯王とコナミの遊戯王が併売されておりました。今では絶対に考えられない事ですよね。私が視聴した映画館では、確か4台のカードダスマシンが設置されており、大行列であったことも鮮明に覚えております。私も列に並んで1回カードダスを回した記憶があります。確かナイトソルジャーのカードを引いた気がします。一方、売店にはコナミの劇場版スターターボックスもガラスケースにしっかりと陳列されておりました。この時期はまだ、私の周りではコナミの遊戯王より、カードダスの遊戯王を購入している子供達が多かった感じがします。コナミ版にバンダイ版カードダスを組み合わせて遊んだりも普通にしていました。

デジモンもこの年に無印が放映され、今日まで続くデジモンアドベンチャーシリーズが本格的に始まりましたね。遊戯王と比較してかなりの紆余曲折がありましたが…。デジモンアドベンチャーは、携帯ゲームのデジモンしか知らない当時の私にとって、衝撃的な作品でした。劇場ではメインの遊戯王を観にきていた層が圧倒的に多かったと思いますが、上映後は売店やホールのいたるところでデジモンの話題を耳にしました。私も上映前は、全くデジモンの会話をしていなかったのにも関わらず、視聴後は夢中で友人たちとデジモン育成論に花を咲かせていました。今振り返ってみても、こちらのデジモン映画は、視聴した子供達に対してかなりのインパクトを残したのではないのかと思います。また、売店で発売されていたデジタルモンスターを購入している子供達も多く見かけました。私も売店で販売されていた、デジタルモンスターver4が欲しかったのですが、金銭的に余裕がなく、ザ・デジモンのスカルグレイモン1個とこちらのパンフレットを1冊購入した記憶があります。確かグレイモンやアグモン、カブテリモンなどが欲しかったのですが、ベーダモンやヌメモン以外は全て売り切れており、私が購入したのがラストワンのスカルグレイモンでした。デジモンコーナーもかなり活気があり、グッズもよく売れていた感じがしました。
アラレちゃんは…ただ単純に楽しかったという記憶しかありません。グッズもメダルと食玩(カードか消しゴムがおまけのタイプだった様な…ガムの食玩であったと思います。グリコ製菓かな?)を買った記憶しか残っておりません。映画を観終わった後にアラレちゃんの走り方を真似して、おいかけっこして遊んでいた記憶がありますので、子供ながらにこの映画も充分楽しめたのだと思います。

 

うん。楽しかったはず笑